【刀剣乱舞】どうしても山姥切の布を洗いたい歌仙さん【とある審神者】|ブログインデックス

【刀剣乱舞】どうしても山姥切の布を洗いたい歌仙さん【とある審神者】|ブログインデックス|画像ID:27

歌仙「僕のこの手であの布を洗いたい…!!」
山姥切「やめろ…!!!!!」

大和守「なにあれ」 pic.twitter.com/6GUT0Hg5hF

1. 名無しの審神者 2016年10月11日 14:44
勢いにワロタww

2. 名無しの審神者 2016年10月11日 14:54

歌仙…文系なんだから無理しないでwww

3. 名無しの審神者 2016年10月11日 15:00

機動の高い短刀達にww協力してもらってw

4. 名無しの審神者 2016年10月11日 15:32

極短刀にお願いしたらいいんじゃないかなw
もしくは刀装フル装備の長谷部か日本号、膝丸。

刀装ありだと、通常短刀は機動57以上じゃないと追いつけないんだよね。
しかも打刀だから短刀よりは力強いだろうし。

5. 名無しの審神者 2016年10月11日 16:29

追われれば逃げるよねww

6. 名無しの審神者 2016年10月11日 17:52

まんば足速いからな〜

7. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:08

アニメのまんばの第一印象が“ガード硬そう”だったw
あの布を剥ぎ取るのは至難の業

8. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:26

・:*+.\(( °ω° ))/.:+
わたしも混ざる!

9. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:39

追えば逃げる、なら着替えで布を脱いだ瞬間を狙うのはどうだろうか
隠密値の高い短刀脇差あたりも混ぜて回収しよう

10. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:44

それこそ鶴丸の出番じゃないか?
短刀達に追い込んでもらって、逃走経路に落とし穴を仕掛けよう

11. 名無しの審神者 2016年10月11日 19:19

多勢で布剝ぐの想像したら思ったよりイジメだったww

12. 名無しの審神者 2016年10月11日 19:33

多勢に無勢をいい事に、美青年の布を剥ぐってそれなんてお覚悟案件w

13. 名無しの審神者 2016年10月11日 20:29

洗車機みたいなのを用意しておいて、追い込めばいいんじゃね?

歌仙「僕のこの手であの布を洗いたい…!!」
山姥切「やめろ…!!!!!」

大和守「なにあれ」 pic.twitter.com/6GUT0Hg5hF

1. 名無しの審神者 2016年10月11日 14:44
勢いにワロタww

2. 名無しの審神者 2016年10月11日 14:54

歌仙…文系なんだから無理しないでwww

3. 名無しの審神者 2016年10月11日 15:00

機動の高い短刀達にww協力してもらってw

4. 名無しの審神者 2016年10月11日 15:32

極短刀にお願いしたらいいんじゃないかなw
もしくは刀装フル装備の長谷部か日本号、膝丸。

刀装ありだと、通常短刀は機動57以上じゃないと追いつけないんだよね。
しかも打刀だから短刀よりは力強いだろうし。

5. 名無しの審神者 2016年10月11日 16:29

追われれば逃げるよねww

6. 名無しの審神者 2016年10月11日 17:52

まんば足速いからな〜

7. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:08

アニメのまんばの第一印象が“ガード硬そう”だったw
あの布を剥ぎ取るのは至難の業

8. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:26

・:*+.\(( °ω° ))/.:+
わたしも混ざる!

9. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:39

追えば逃げる、なら着替えで布を脱いだ瞬間を狙うのはどうだろうか
隠密値の高い短刀脇差あたりも混ぜて回収しよう

10. 名無しの審神者 2016年10月11日 18:44

それこそ鶴丸の出番じゃないか?
短刀達に追い込んでもらって、逃走経路に落とし穴を仕掛けよう

11. 名無しの審神者 2016年10月11日 19:19

多勢で布剝ぐの想像したら思ったよりイジメだったww

12. 名無しの審神者 2016年10月11日 19:33

多勢に無勢をいい事に、美青年の布を剥ぐってそれなんてお覚悟案件w

13. 名無しの審神者 2016年10月11日 20:29

洗車機みたいなのを用意しておいて、追い込めばいいんじゃね?

姪と人形(後編)|ブログインデックス

266 :本当にあった怖い名無し:2007/08/19(日) 10:23:51 ID:4trCimcHO
(ゐ)
ここで、当時のオレの状況を説明しておく
姉の家に居候していた時、オレは離婚を機にそれまで15年勤めた会社を辞めていた
結婚と同じ様に、離婚もまた体力と精神力を消耗する
しかも結婚は二人の共同作業だが、離婚は独りの戦いになる
疲れていた、心身共に
退職金は丸々元妻に渡したが、失業手当は 三ヶ月は出るのだし
前に来て、この街の風景が気に入っていたから、少し静養するつもりだった、
もちろん三ヶ月丸々ここに居座るつもりはなかったが
丁度、旦那が単身赴任、姉夫婦にとっても悪い話ではなかった、いわゆる番犬がわりだ
ことわっておくが、オレは腕に自信はない、非戦闘民族だ
オカルトは好きだが、呪文などしらない
そして疲れてもいた
この状況下でオレに何ができたろう
全てが見間違い、勘違いの世界ではなかったか
今、他人と変わりない日常を送っているオレはそう思う、あれは本当に現実のことだったのか
だからこうして書く、一つひとつ、当時の事を思い出しながら

311 :本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 19:01:46 ID:EyYAYZ9pO
(お)
話をその晩に戻す
人形はオレの顔の前にあった
オレは金縛りにあったように動けない
今まで、金縛り、って現象に出会った事は何度かあった
だけど、瞼を閉じることも出来ない、そんな金縛りははじめてだった
それに、姪が呟いている、この言葉は何語だ?
もとより西洋圏の言葉でないのはわかる
でも、中国、韓国、そんな言葉でもない
強いて言えばやはり日本語か
も少し、日本語勉強しとくべきだった
ソミンって言葉、皆知ってるか?
当時のオレは全く知らなかった

358 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 13:05:47 ID:lIDi5ZYHO
(く)
結局、そのまま人形とにらめっこをしているわけにもいかず、オレはいつしか寝てしまったようだ
瞼が閉じれた所までは覚えている
朝起きるとオレと姪の布団の間にその人形が置かれてあった
その時、改めてくだらない事に気が付いた、人形って、いつ寝るのだろうか
隣に寝ている姪もまた、目を開けてジッと天井を見ていた、この子は昨夜寝たんだろうか
昨夜の事が、夢か現実なのかよく解らないまま、甥を起こし、三人で階下に降りた
いつものように朝食が出来ていた
姉は首の下、二の腕に以前あの斑紋はあったが、今朝は心なしか気分がいいように見えた
それに姪があの人形を抱いていることにも、何も言わなかった
むしろ、甥の方があの人形を部屋に置いてくるように、しつこく妹に言っていた

361 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 13:59:22 ID:lIDi5ZYHO
(や)
食事の後、甥がやってきてオレの耳元で囁いた
昨日の夜は怖かったでしょ、と
見ていたらしい、昨夜の事を
そこでオレは改めて、あれが夢ではなかったと思うと共に、あの人形がどうして再びこの家に来たのかを思った
あの神社に人形を戻しに行った日から、姪は神社に行く時間など無い
強いて言えば昨日オレが本屋に行ったときか
だが姪も姉も出掛けた様子はなかったが
甥はその時間、学校のプールに行っていて、知らないという

姪が人形を抱いて玄関を出るのが見えた
どこへ行くのかと思えば母屋へ行ったらしい
この家、母屋と反対側に玄関がある
つまり通りに面してそれぞれに玄関があるわけだ
通りに出ても互いに行き来はできるが、普段は庭を突っ切って、互いの茶の間から出入りしている
だから姪がわざわざ通りに出るのを見て、回りくどいことだと思った

その姪が、今度は母屋の茶の間から出てきて、祖父の(彼女から見て)手を引いて庭に降りてくるのが見えた
どうやら蔵に入るらしい
人形の事は一時忘れて、オレは好奇心に駆られた
あの薄茶の土壁の蔵、オレも前々から興味を持っていたが、まだ入った耕とはなかった
オレはさっそく甥を誘って庭に降りた

363 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 14:39:57 ID:lIDi5ZYHO
(ま)
蔵には普段は黒くてゴツい鍵が掛けられているのだが、思った通りその時は外されて扉は開け放たれていた
オレは中にいる老人に軽く会釈をすると、甥とともに中に入った
何を出すのか、とオレは聞いた、手伝いますとも
老人の話では、そんなにたいそうな物ではないらしい
これくらいの、と言って彼は胸の前に手を広げて見せた
小さな木の箱らしい
姪の方を見ながら、どこに仕舞ったか覚えとらんぞ、というような事を言って、またそこいらを探し始めた
甥が妹に、何を探させているのかと聞いた
姪が答える
ソミンショウライフ
ゴズテンノウサイモン
何語だそれ?
ゴズテンノウはわかったが後の言葉は解らなかった
だが姪はかなり明瞭にその言葉を言った
そして甥もまた、ジィチャン、あれ蔵に入れてるのか、バチあたるぞ、そんな意味の事を言った
爺様答えて、古いやつはな。

蔵には他にも鎧甲やら長持ちやら、興味を引きそうな物が色々とあったが
その聞き慣れない言葉に、幾分かの肌寒さとともにオレの耳は釘付けになった

381 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 09:38:00 ID:elI4xrjkO
(け)
蘇民将来符、そういう字を書くそうだ
オレにとっては、その言葉、聞くのも初めてだったし、その実物を見るのも初めてだった
それを納めた箱は幾つもあった
何れも中に納めた将来符は大きさもまちまちだった
ただ形は断面が六角形であり、先が尖って、何かチビた鉛筆のようだった
その鉛筆の腹には絵と文字が書いてある
中には飴色をしたものもあり、その色からして相当古そうな物もある
牛頭天皇祭文、こちらの方は将来符の縁起を記したもの
牛頭天皇、今は素戔嗚尊と同一視される事が多い
蘇民に茅の穂を渡し、我は素戔嗚尊なり、そう言って去っていった風来坊
何れも、信濃、今の長野県の国分寺が有名なので、ググればすぐ見つかるから興味がある方は引いてみるといいだろう
国分寺では、毎年一月の7日と8日にその護符が配布?されるそうだ
効能は災難を取り除く?
但し表面に書かれた言葉によって多少、その意味が違うそうだが

382 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 10:24:15 ID:elI4xrjkO
(ふ)
小難しい話は少し置く
実際、当時、友人(めんどくさいから、以後、メタギアのオタコンにするな、実際よく似てる)
からの情報では、あまりに聞き慣れない漢字が多く、その場ではよく理解できなかった

ただ何故、姪がそんな物を欲しがったのか
それは爺様の次の言葉で合点がいった
母さん早く良くなるといいな、と
なる程、疫病にとらわれていたが、病全般に効くものものだろ、この将来符とやらは
翌日は、病院へ姉の検査の結果を聞きに行く

408 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:43:58 ID:elI4xrjkO
(こ)
姪はその将来符の内、手のひらに収まる位の、一番小さいものを手に取ると、それを人形の帯に挟み込んだ
人形の不思議さがまた一段増した気がした。
聞いたところでは、本来は将来符というのは、家の中、神棚や鴨居の上に並べ立てて置くものだそうだ
けれどその家では何年か前の、静岡に地震が頻発した際に落ちてきて、
太い鉛筆のような尖った先端が爺様の頭を直撃したそうで、以来、箱に収めて蔵に入れたそうである
材質は主に柳だそうだが、他に桐やタラも使うそうだ、何れ大きなやつならば、結構重かろう

蔵を辞すとオレは甥を連れて姉の家に戻った
姪の方は母屋の子供と遊ぶと言い、爺様と母屋に向かった
途中、井戸の横を通り過ぎる、祠にその日は桃が備えられていた、昨日は何だったろうか。
家に戻ると姉が今し方、地震があったと言う、けっこう揺れたと。
確かに蔵というものは堅牢な造りのものだというが、
それにしても中には細々としたものがいくらも積まれてあって、それらがカタリともしなかった。
先の夜の事があったから、甥の口は開けたままになった。

409 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:47:24 ID:elI4xrjkO
(え)
家鳴り、その殆どは排水溝や、近くを走る高速道路などの振動が、ある特定の場所に伝わるもの、
つまり一種の共鳴現象だ。
だが、そうとも言えない、とても共鳴とは言えないほどの揺れを体験した人もいるという、日本にも外国にも。
家鳴りとは違うが、昔、山に行ったとき、麓の河原の側で一泊した
オレ達以外に野営している者は付近にはいなかった
近くに古びた神社があった
閂が差し込んであるだけだったので、面白半分に友人と忍び込んだ
暫くして板壁の左右、後ろを、モノ凄い勢いで叩かれた、地震なのか、獣でも壁に突っ込んだのか、今もって解らない

とにかくオレは部屋に戻ると、机の上に念のために水を入れたコップを置いた
その時に、出来ることがあれば、取り合えずやってみる主義だ
一時間程して姪が戻ってきた
スーパーの袋に、母屋から桃を貰ったと、幾つか入れて帰ってきた、たぶん祠に供えてあったのと同じ桃だろう
何故か姪は、夕食を前にしてそれを剥けとせがんだ
よく冷えた桃だったが、一つだけヌルイのがあった、祠に供えてあったものだろうか。

410 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:58:49 ID:elI4xrjkO
(て)
その晩、コップの水に波紋はでなかった
今日もオレの部屋で寝る甥と姪は、始終、興味深げにコップの表面を眺めていた
姪は、今日は人形を持ってこなかった、部屋に置いてきたと言う。

翌日、姉と、姪を連れて病院に向かった
病院という所は意外と病気を貰うところで、姉は姪を連れて行くのは嫌がったが、
何故かオレは目を離すのが不安で、強いて連れて行くことにした
甥は母屋に預けた
何となく、誰かをこの家に一人で残しておくのが不安だった

検査の結果を説明された、この時はオレも一緒に病室に入った
姪は待合室に残したが
医者の説明では、確かに肝臓が少し腫れているようだと言う
しかし血液検査では何も見受けられなかったとも
当時のその時点では、肝炎もなく、しかし急激な発症例からすると、肝吸虫症、肝ジストマ症が考えられると言う
胆管に寄生する寄生虫らしい
即、検査入院を勧められたが、事情を話して明日にしてもらった
今となっては、その判断は後悔している。
家に戻り、明日の入院の用意をしている時、姉はいきなり倒れた
オレは救急車を呼び、甥を母屋に走らせた

義兄が到着したのは、その晩も更けようとしている頃だった。

411 :本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 00:36:22 ID:N0Cvsa28O
(あ)
義兄は既に病院に立ち寄ってきたそうだ
担当医はいなかったが、看護士の話では、便検査が必要との事、
便採取は姉が倒れていた間に済ませており、明後日には結果が出るとの事
そして今は命に云々という状態ではなく、比較的落ち着いてるとの事
それを聞いて義兄は取り合えず家に戻ったわけだ
一通り、話が一段落した後、オレはあの神社の事を彼に聞きたくなった
場合が場合だから、オレの思った事をそのまま聞いたならば、
こんな時になにをバカな事を、と一喝されるのは分かっていたから、なるべく婉曲に、世間話に織り交ぜて。
それでも不快かとも思ったが、以外にも義兄は話に乗ってきた

以下、義兄の話
あの神社の奥、一般に神の場所とされている所に、井戸があるそうだ
人はその水は飲むことが出来ない、所謂、神の水という事らしい
その井戸の傍で、義兄の同級生、当時、小学五年生くらいだったらしい、が猫を捨てたそうだ
捨てたというよりも、箱に入れて、そこで育てるつもりだったらしい。
その同級生は、仲のよかった義兄に、その事をそっと耳打ちしたらしい
義兄も二、三日の内にはその猫を見に行くつもりだったらしい。

414 :本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 01:56:08 ID:N0Cvsa28O
(さ)
猫に関連する話
その話、当時の地方新聞にも書かれた事なので、あまり詳しくは書けない
ただ、義兄は、その日もその同級生が猫に餌をやりに、あの神社に行くことは知っていたそうだ
だけどその同級生は、その日、家に戻らなかったそうだ
当然、男子行方不明、学校でも朝礼でその話が出たし、新聞にも載った
両親も、いずれは見つかると思うだろう、
ずいぶん長い間、その土地に住んでいたらしいけど、やがて諦めたのか、他の土地に引っ越したらしい
で、猫の事だが、箱に入れられた猫は、首が切断された状態で、箱に納まっていたそうだ
もっとも、猫の件は、新聞ネタなのか、クラスの怪談ネタなのかはっきりしないが
だから、義兄に言わせると、あの場所は人が入ってはいけない場所だそうな
そう言われると、余計に入ってみたくなる、オレの性分

432 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 02:38:23 ID:Qir2PlimO
(き)
ここで、病院の話に出た肝吸虫症について、雑学程度だがも少し書いておきたい
この寄生虫、まずタニシなどの貝に寄生するそうだ、
そしてその貝を食べた鯉やフナなどを加熱せずに食べると、人間を宿主として胆管に留まる
潜伏期間は6~8週間位だそうで、発症しても初期の頃は自覚症状が無いことが多いそうだ
但し重度になると死亡するケースもある
日本ではあまり例がない病気だが、
韓国から中国、マレーシア、カンボジアと、中央、東南アジア圏によく見られるらしい。
8週間前と言えばオレが来る前の事だが
しかし海外に旅行したとは聞かないし
食べ物にしても、姉は元来、生物はあまり口にしない方で、まして川魚の洗いなどは食べないだろう
子供の頃、父方の実家に行くと、よく鯉濃を出してくれた
交通の便が悪い、山の中の事だったから、せめての滋養、ご馳走だったのだろう。
だが姉は、生臭い、泥臭い、と言ってガンとして食べなかった。

義兄がシャワーを浴びるため、話は一時中断した
浴室に向かう前に二階に上がったようだ
書斎に荷物を置きに行ったのと、今日もオレの部屋で寝ている子供達の様子を見に行ったのだろう

433 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 02:58:55 ID:Qir2PlimO
(ゆ)
その夜、妙な所からあの人形の出所がわかった
あの人形は、おそらくは、棄てたものではないそうである。
あの人形の所有者は、あの神社のはずだ、と。

義兄はシャワーから戻ると、ビールを出して再び話し始めた
今度はオレが尋ねるというより、彼がオレに畳み掛けるといった感じだ
姪の枕元にあった人形を見た義兄は、まず、あの人形はどうしたのかと聞いた
オレが答えるより早く、彼は、あの人形を見たことがあると言った

子供の失踪というのは、身代金の要求とか、表沙汰になるもの以外にも、けっこうあるそうだ、
実数はオレは把握できてはないが。
青年の場合ならば家出、駆け落ちがかなりの割合である
だがそれが比較的低年齢、小学生ぐらいの場合には、親、警察等が先ず考えるのは、事故だ。
義兄の同級生が失踪した当時、まず側にあった井戸が調べられた
神主の立ち合いのもとで。
次に拝殿、社の中だ
同時に、その時同級生が社の奥で猫を飼ってる事を知っていたのは、おそらく義兄だけだったのだろうから、
当然、彼も重要な参考人として、警察官と共にその場に同行していた。
その時に見たそうだ、社の中を。

434 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 03:04:57 ID:Qir2PlimO
(め)
中央に銅鏡のようなものが有って、その前に黄色い稲の穂のようなものがあったそうだ
そして、そのさらに奥、左手に一段低い台、というか棚の様ものがあったそうだ
その棚に、20体ばかりの人形が飾ってあったそうである
顔の造りはまちまちで、中には御河童頭の男の子の人形もある
しかし何れも着物を着ていて、今にして思えば、何となくだか、昭和の初期か大正くらいのものではなかったか、
そう言っていた
確かにあの人形も、オレの祖母の家あったものと同じ、大正時代か昭和の初期の作、
顔は少し扁平だか、何やら気品のある顔立ちだ
作りも今の人形より精巧なような気がする
勿論、オレはその辺りのことは素人なのだか。
後で知った事だが、人形というのは、着物をめくると、腹の部分に、その作者の名前が書いてある事が多いそうな
それを知っていれば、あるいは何かの手掛かりにはなったかも知れない

435 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 03:11:52 ID:Qir2PlimO
(み)
義兄の話に戻す
あの人形、顔の作りも、着物の柄も、あの時、棚の一番上の、端にあった人形によくにてると。

義兄の年齢から考えると、当時の件は昭和の40年代も半ばの頃だろう
当時の日本の農村には、まだ肥壷なんてものが当然あった
あれ、深さが二メートル近くあって、けっこう深いんだ
大抵は、木の蓋がしてあるのだが、中には蓋もして無く、表面がカパカパに乾いていて、
まわりの地面と区別がつかなかったりする
だから、神社からその子の家までの経路、そんな所にも捜査が加えられた
しかし、その子の行方は杳として知れなかった

よく憶えてくれていたと思う、当時の事を
一因として、義兄は、オレと同じメモ魔だったから
一方は、それを武器にして出世したが、また一方は、それがアダとなり、離婚、退職(オレ様)した
話の本筋とは違う、オレの愚痴。
とまれ、話は人形に戻る
その社の人形を見たとき、神主が大雑把に説明してくれたそうだ
その人形の由来を。

457 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:34:34 ID:0JEhbnbuO
(し)
神主の話によると、大正の終わり頃、先代の神主の時に、この村でコレラが流行ったそうである
現代の日本では発生も稀だし、症状も軽くに抑えられるが
当時、村、と呼ばれていたこの地域の医療技術や、衛生観念がどの程度のものだったのか。
体力のある壮健な男女は治癒したそうだが、結果的に幼い子供や老人にかなりの死者が出たそうである。
1ヶ月程で流行は下火となったが、その盛りの時に、先代神主が、疫病、災厄除けを、かの神社に祈願したそうである
村中総出のことで、歩ける村人は皆集まったらしい
その時に、既に亡くなってしまった子供らの人形も供養して神社に納める事になったらしい。
つまりその人形達は、その時に亡くなった、全ての子供らの依代みたいなものかも知れなかった
そんな人形を、姪は持ち出してきたのだ。
結局、その時の原因は井戸からと後になってわかったらしい
どこの家でも井戸に蓋がされ使われなくなり、かわりに脇に祠が建てられた
水質検査をして使用できるようになったのは戦後の事らしい。
その夜、姪の枕元にある人形を見ながら、寝床で考えた
でも、何故将来符なんだ
姪なりの供養の仕方なのか。

458 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:37:02 ID:0JEhbnbuO
(ゑ)
翌日、昼近くになって、オレ達は車で病院へ向かった
今日は甥と姪も一緒だ
病室に入っていくと、姉は半身を起こして出迎えてくれた、まず子供達が駆け寄っていく
姉は義兄の顔を見ると、少し驚いた顔をしたが嬉しそうだった
久し振りの親子四人の対面
オレは姉に、入院時の足りないものを聞くと、売店に降りて行った
姉に言われたものを買うと、この売店には本屋もある事に気がついた
少し時間を潰そうと思った。
なる程、病院には子供から老人まで、様々の人が入院している
絵本から盆栽の本まで小さいスペースながら、様々なジャンルがあった。
店内を物色している内に、ふと一冊の小誌に目がいった
おそらく自費出版に近いものだろう
装丁もただ厚紙にタイトルの、○○市郷土民族史、と印刷されただけのものだった、著者の欄には○○会とあった
その本を持ってレジに向かった。
病室に戻ると、姉に売店の袋を渡し、いくつかの会話の後、あとは義兄にまかす事にして、オレは病室を出た。
今日はこれから、昨夜聞いた、神社の奥の井戸に行くつもりだった、暗くならない内に。

459 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:42:30 ID:0JEhbnbuO
(ひ)
バス停に向かう道々、オレは姉の事を考えた
今日は比較的、楽そうだったが赤い斑紋は増えている気がした
蜘蛛状血管腫と呼ばれているそれは、別名、メデューサの首とも言われている。

車中では、先程買った本を流し読みする。
やはり、昨日聞いたコレラの記述はなかった
市の中では、小さい町だ、あの地域は。
だが、それよりも目を引く記述があった。
天保年間後期、あの地域を、痘瘡、天然痘が襲ったそうだ
最初、災厄は隣の村から来て、あの村に住み着いた
死者の数限りなく、一日に、棺桶が幾つも寺に運ばれる
仕舞には棺が間に合わず、遺体を剥き出しのまま、河原で焼いたそうである
死臭と線香の臭いが混じり合い犬も居なくなったそうだ
同時に、隣村からは閉め出され、村は完全な孤立状態になった

天然痘の不思議なところは、10人の内、4人は病に罹り命を落とす
4人は罹患はするが何とか命は助かる
そして残る二人は、罹患もしないというところがある
生まれつき抗体を持っているのか
その時の詳しい記録は、あの地域で最も古い寺にあると書いてあった
そこまで読んで、オレは思った
あの神社、もしかしてその時に建てられたものじゃないかと。

460 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 01:39:12 ID:0JEhbnbuO
(も)
バスを降りると、オレは荷物をとりに一度姉の家に戻った
ラジオ付きの非常用懐中電灯、五徳ナイフ、オフロードバイク用の革手袋
そして5mと10mの細引き二本、針金とラジオベンチ、タッパーとマグカップ
それがオレのフィールドワークの基本だ

まだ陽は高い、だか少し早足で神社に向かう

夏休みである筈なのに、この神社には大抵、子供は遊んでない
神社の横を通り、さらにその奥、裏手の森に入っていく。
井戸はその中にひっそりとあった
屋根も、釣瓶も桶もない、正に神だけの井戸と言う感じだった。
井戸そのものは、コンクリでも煉瓦でもない、自然石を組み上げたもの
ある程度の時間は経っているだろう、まわりには苔が生えていた
周りは畳6畳ほど開けていて、地面には丸い石が敷き詰められている。
オレはそっと近付いていき、中を覗いてみる
ほんの4、5メートル先で光は届かない
昼間だというのに、森の中は薄暗い
懐中電灯で中を照らしてみる
ずっと下に、あれは水面か、灯りに照らされ反射している
ここで下から、髪を振り乱した女が壁をよじ登ってきたらオレは泡吹いて気を失うだろう
と、どこかの映画のワンシーンを思い浮かべた

463 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 03:31:56 ID:0JEhbnbuO
(せ)
その辺りに落ちている石を拾ってみる、頭上に差し上げ真下に落とす、高さ約2m、下に落ちるまで約20フレーム
その石を今度は井戸の中に落としてみる
一、二、三…と数えて約12、3mか、中に入る気はサラサラ無いが
しかしポチャンと音がした、水はある。
井戸の中を覗いている内に、何だか鼻の奥がツンとなった
いわゆるスポットめぐり、をしている時に、たまに起こるオレの習慣、たぶん感傷だったろう
この神社がオレの想像通り、その時建てられたのなら、何の為にこの井戸が掘られたのか
あの時、無事治癒し、何とか命を拾った者も、結果的には村から追われたそうた゛
わずかばかりの食料を与えられ、山の奥に追われたそうだ、つまりは死ね、ということだ
痘痕がのこり、失明する者もいた、醜い姿になった彼らは、再び村に災厄を呼ぶと言ってね
抗体をもち、再び痘瘡に罹ることはない彼らを。
だが、天然痘は完全に世界から駆逐され、文明と技術の恩恵に溺れているオレ達には、彼らの無知を笑う権利はない

帰る時に改めて気がついた、オレが来た左側とは反対に、左側にも誰かが歩いた跡がある
誰が最近この井戸を覗いたのか

グロ系統じゃないから安心して検索してくれ。

528 :本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 04:35:41 ID:Ke3p+1fDO
(す)
これは告発ではないよ、全然

その村の歴史
いま、自分達が住んでいる街、100年、わずか百年前はどうだったのか
少し調べてみるといい

無駄なことは全てはぶく
(す)、と、(ん)
およそ200文字、やはり、それで終わらせたい

先を急いでいる人がいるし、オレも少し疲れた
やはりあの時の事、思い起こすのは少しシンドイ
結果的に言うならば
姉は死んだ、そして姪も
はっきり言って、あの家族は崩壊した

残ったのは、甥と彼の弟だけである

311 :本当にあった怖い名無し:2007/08/20(月) 19:01:46 ID:EyYAYZ9pO
(お)
話をその晩に戻す
人形はオレの顔の前にあった
オレは金縛りにあったように動けない
今まで、金縛り、って現象に出会った事は何度かあった
だけど、瞼を閉じることも出来ない、そんな金縛りははじめてだった
それに、姪が呟いている、この言葉は何語だ?
もとより西洋圏の言葉でないのはわかる
でも、中国、韓国、そんな言葉でもない
強いて言えばやはり日本語か
も少し、日本語勉強しとくべきだった
ソミンって言葉、皆知ってるか?
当時のオレは全く知らなかった

358 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 13:05:47 ID:lIDi5ZYHO
(く)
結局、そのまま人形とにらめっこをしているわけにもいかず、オレはいつしか寝てしまったようだ
瞼が閉じれた所までは覚えている
朝起きるとオレと姪の布団の間にその人形が置かれてあった
その時、改めてくだらない事に気が付いた、人形って、いつ寝るのだろうか
隣に寝ている姪もまた、目を開けてジッと天井を見ていた、この子は昨夜寝たんだろうか
昨夜の事が、夢か現実なのかよく解らないまま、甥を起こし、三人で階下に降りた
いつものように朝食が出来ていた
姉は首の下、二の腕に以前あの斑紋はあったが、今朝は心なしか気分がいいように見えた
それに姪があの人形を抱いていることにも、何も言わなかった
むしろ、甥の方があの人形を部屋に置いてくるように、しつこく妹に言っていた

361 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 13:59:22 ID:lIDi5ZYHO
(や)
食事の後、甥がやってきてオレの耳元で囁いた
昨日の夜は怖かったでしょ、と
見ていたらしい、昨夜の事を
そこでオレは改めて、あれが夢ではなかったと思うと共に、あの人形がどうして再びこの家に来たのかを思った
あの神社に人形を戻しに行った日から、姪は神社に行く時間など無い
強いて言えば昨日オレが本屋に行ったときか
だが姪も姉も出掛けた様子はなかったが
甥はその時間、学校のプールに行っていて、知らないという

姪が人形を抱いて玄関を出るのが見えた
どこへ行くのかと思えば母屋へ行ったらしい
この家、母屋と反対側に玄関がある
つまり通りに面してそれぞれに玄関があるわけだ
通りに出ても互いに行き来はできるが、普段は庭を突っ切って、互いの茶の間から出入りしている
だから姪がわざわざ通りに出るのを見て、回りくどいことだと思った

その姪が、今度は母屋の茶の間から出てきて、祖父の(彼女から見て)手を引いて庭に降りてくるのが見えた
どうやら蔵に入るらしい
人形の事は一時忘れて、オレは好奇心に駆られた
あの薄茶の土壁の蔵、オレも前々から興味を持っていたが、まだ入った耕とはなかった
オレはさっそく甥を誘って庭に降りた

363 :本当にあった怖い名無し:2007/08/21(火) 14:39:57 ID:lIDi5ZYHO
(ま)
蔵には普段は黒くてゴツい鍵が掛けられているのだが、思った通りその時は外されて扉は開け放たれていた
オレは中にいる老人に軽く会釈をすると、甥とともに中に入った
何を出すのか、とオレは聞いた、手伝いますとも
老人の話では、そんなにたいそうな物ではないらしい
これくらいの、と言って彼は胸の前に手を広げて見せた
小さな木の箱らしい
姪の方を見ながら、どこに仕舞ったか覚えとらんぞ、というような事を言って、またそこいらを探し始めた
甥が妹に、何を探させているのかと聞いた
姪が答える
ソミンショウライフ
ゴズテンノウサイモン
何語だそれ?
ゴズテンノウはわかったが後の言葉は解らなかった
だが姪はかなり明瞭にその言葉を言った
そして甥もまた、ジィチャン、あれ蔵に入れてるのか、バチあたるぞ、そんな意味の事を言った
爺様答えて、古いやつはな。

蔵には他にも鎧甲やら長持ちやら、興味を引きそうな物が色々とあったが
その聞き慣れない言葉に、幾分かの肌寒さとともにオレの耳は釘付けになった

381 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 09:38:00 ID:elI4xrjkO
(け)
蘇民将来符、そういう字を書くそうだ
オレにとっては、その言葉、聞くのも初めてだったし、その実物を見るのも初めてだった
それを納めた箱は幾つもあった
何れも中に納めた将来符は大きさもまちまちだった
ただ形は断面が六角形であり、先が尖って、何かチビた鉛筆のようだった
その鉛筆の腹には絵と文字が書いてある
中には飴色をしたものもあり、その色からして相当古そうな物もある
牛頭天皇祭文、こちらの方は将来符の縁起を記したもの
牛頭天皇、今は素戔嗚尊と同一視される事が多い
蘇民に茅の穂を渡し、我は素戔嗚尊なり、そう言って去っていった風来坊
何れも、信濃、今の長野県の国分寺が有名なので、ググればすぐ見つかるから興味がある方は引いてみるといいだろう
国分寺では、毎年一月の7日と8日にその護符が配布?されるそうだ
効能は災難を取り除く?
但し表面に書かれた言葉によって多少、その意味が違うそうだが

382 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 10:24:15 ID:elI4xrjkO
(ふ)
小難しい話は少し置く
実際、当時、友人(めんどくさいから、以後、メタギアのオタコンにするな、実際よく似てる)
からの情報では、あまりに聞き慣れない漢字が多く、その場ではよく理解できなかった

ただ何故、姪がそんな物を欲しがったのか
それは爺様の次の言葉で合点がいった
母さん早く良くなるといいな、と
なる程、疫病にとらわれていたが、病全般に効くものものだろ、この将来符とやらは
翌日は、病院へ姉の検査の結果を聞きに行く

408 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:43:58 ID:elI4xrjkO
(こ)
姪はその将来符の内、手のひらに収まる位の、一番小さいものを手に取ると、それを人形の帯に挟み込んだ
人形の不思議さがまた一段増した気がした。
聞いたところでは、本来は将来符というのは、家の中、神棚や鴨居の上に並べ立てて置くものだそうだ
けれどその家では何年か前の、静岡に地震が頻発した際に落ちてきて、
太い鉛筆のような尖った先端が爺様の頭を直撃したそうで、以来、箱に収めて蔵に入れたそうである
材質は主に柳だそうだが、他に桐やタラも使うそうだ、何れ大きなやつならば、結構重かろう

蔵を辞すとオレは甥を連れて姉の家に戻った
姪の方は母屋の子供と遊ぶと言い、爺様と母屋に向かった
途中、井戸の横を通り過ぎる、祠にその日は桃が備えられていた、昨日は何だったろうか。
家に戻ると姉が今し方、地震があったと言う、けっこう揺れたと。
確かに蔵というものは堅牢な造りのものだというが、
それにしても中には細々としたものがいくらも積まれてあって、それらがカタリともしなかった。
先の夜の事があったから、甥の口は開けたままになった。

409 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:47:24 ID:elI4xrjkO
(え)
家鳴り、その殆どは排水溝や、近くを走る高速道路などの振動が、ある特定の場所に伝わるもの、
つまり一種の共鳴現象だ。
だが、そうとも言えない、とても共鳴とは言えないほどの揺れを体験した人もいるという、日本にも外国にも。
家鳴りとは違うが、昔、山に行ったとき、麓の河原の側で一泊した
オレ達以外に野営している者は付近にはいなかった
近くに古びた神社があった
閂が差し込んであるだけだったので、面白半分に友人と忍び込んだ
暫くして板壁の左右、後ろを、モノ凄い勢いで叩かれた、地震なのか、獣でも壁に突っ込んだのか、今もって解らない

とにかくオレは部屋に戻ると、机の上に念のために水を入れたコップを置いた
その時に、出来ることがあれば、取り合えずやってみる主義だ
一時間程して姪が戻ってきた
スーパーの袋に、母屋から桃を貰ったと、幾つか入れて帰ってきた、たぶん祠に供えてあったのと同じ桃だろう
何故か姪は、夕食を前にしてそれを剥けとせがんだ
よく冷えた桃だったが、一つだけヌルイのがあった、祠に供えてあったものだろうか。

410 :本当にあった怖い名無し:2007/08/22(水) 23:58:49 ID:elI4xrjkO
(て)
その晩、コップの水に波紋はでなかった
今日もオレの部屋で寝る甥と姪は、始終、興味深げにコップの表面を眺めていた
姪は、今日は人形を持ってこなかった、部屋に置いてきたと言う。

翌日、姉と、姪を連れて病院に向かった
病院という所は意外と病気を貰うところで、姉は姪を連れて行くのは嫌がったが、
何故かオレは目を離すのが不安で、強いて連れて行くことにした
甥は母屋に預けた
何となく、誰かをこの家に一人で残しておくのが不安だった

検査の結果を説明された、この時はオレも一緒に病室に入った
姪は待合室に残したが
医者の説明では、確かに肝臓が少し腫れているようだと言う
しかし血液検査では何も見受けられなかったとも
当時のその時点では、肝炎もなく、しかし急激な発症例からすると、肝吸虫症、肝ジストマ症が考えられると言う
胆管に寄生する寄生虫らしい
即、検査入院を勧められたが、事情を話して明日にしてもらった
今となっては、その判断は後悔している。
家に戻り、明日の入院の用意をしている時、姉はいきなり倒れた
オレは救急車を呼び、甥を母屋に走らせた

義兄が到着したのは、その晩も更けようとしている頃だった。

411 :本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 00:36:22 ID:N0Cvsa28O
(あ)
義兄は既に病院に立ち寄ってきたそうだ
担当医はいなかったが、看護士の話では、便検査が必要との事、
便採取は姉が倒れていた間に済ませており、明後日には結果が出るとの事
そして今は命に云々という状態ではなく、比較的落ち着いてるとの事
それを聞いて義兄は取り合えず家に戻ったわけだ
一通り、話が一段落した後、オレはあの神社の事を彼に聞きたくなった
場合が場合だから、オレの思った事をそのまま聞いたならば、
こんな時になにをバカな事を、と一喝されるのは分かっていたから、なるべく婉曲に、世間話に織り交ぜて。
それでも不快かとも思ったが、以外にも義兄は話に乗ってきた

以下、義兄の話
あの神社の奥、一般に神の場所とされている所に、井戸があるそうだ
人はその水は飲むことが出来ない、所謂、神の水という事らしい
その井戸の傍で、義兄の同級生、当時、小学五年生くらいだったらしい、が猫を捨てたそうだ
捨てたというよりも、箱に入れて、そこで育てるつもりだったらしい。
その同級生は、仲のよかった義兄に、その事をそっと耳打ちしたらしい
義兄も二、三日の内にはその猫を見に行くつもりだったらしい。

414 :本当にあった怖い名無し:2007/08/23(木) 01:56:08 ID:N0Cvsa28O
(さ)
猫に関連する話
その話、当時の地方新聞にも書かれた事なので、あまり詳しくは書けない
ただ、義兄は、その日もその同級生が猫に餌をやりに、あの神社に行くことは知っていたそうだ
だけどその同級生は、その日、家に戻らなかったそうだ
当然、男子行方不明、学校でも朝礼でその話が出たし、新聞にも載った
両親も、いずれは見つかると思うだろう、
ずいぶん長い間、その土地に住んでいたらしいけど、やがて諦めたのか、他の土地に引っ越したらしい
で、猫の事だが、箱に入れられた猫は、首が切断された状態で、箱に納まっていたそうだ
もっとも、猫の件は、新聞ネタなのか、クラスの怪談ネタなのかはっきりしないが
だから、義兄に言わせると、あの場所は人が入ってはいけない場所だそうな
そう言われると、余計に入ってみたくなる、オレの性分

432 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 02:38:23 ID:Qir2PlimO
(き)
ここで、病院の話に出た肝吸虫症について、雑学程度だがも少し書いておきたい
この寄生虫、まずタニシなどの貝に寄生するそうだ、
そしてその貝を食べた鯉やフナなどを加熱せずに食べると、人間を宿主として胆管に留まる
潜伏期間は6~8週間位だそうで、発症しても初期の頃は自覚症状が無いことが多いそうだ
但し重度になると死亡するケースもある
日本ではあまり例がない病気だが、
韓国から中国、マレーシア、カンボジアと、中央、東南アジア圏によく見られるらしい。
8週間前と言えばオレが来る前の事だが
しかし海外に旅行したとは聞かないし
食べ物にしても、姉は元来、生物はあまり口にしない方で、まして川魚の洗いなどは食べないだろう
子供の頃、父方の実家に行くと、よく鯉濃を出してくれた
交通の便が悪い、山の中の事だったから、せめての滋養、ご馳走だったのだろう。
だが姉は、生臭い、泥臭い、と言ってガンとして食べなかった。

義兄がシャワーを浴びるため、話は一時中断した
浴室に向かう前に二階に上がったようだ
書斎に荷物を置きに行ったのと、今日もオレの部屋で寝ている子供達の様子を見に行ったのだろう

433 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 02:58:55 ID:Qir2PlimO
(ゆ)
その夜、妙な所からあの人形の出所がわかった
あの人形は、おそらくは、棄てたものではないそうである。
あの人形の所有者は、あの神社のはずだ、と。

義兄はシャワーから戻ると、ビールを出して再び話し始めた
今度はオレが尋ねるというより、彼がオレに畳み掛けるといった感じだ
姪の枕元にあった人形を見た義兄は、まず、あの人形はどうしたのかと聞いた
オレが答えるより早く、彼は、あの人形を見たことがあると言った

子供の失踪というのは、身代金の要求とか、表沙汰になるもの以外にも、けっこうあるそうだ、
実数はオレは把握できてはないが。
青年の場合ならば家出、駆け落ちがかなりの割合である
だがそれが比較的低年齢、小学生ぐらいの場合には、親、警察等が先ず考えるのは、事故だ。
義兄の同級生が失踪した当時、まず側にあった井戸が調べられた
神主の立ち合いのもとで。
次に拝殿、社の中だ
同時に、その時同級生が社の奥で猫を飼ってる事を知っていたのは、おそらく義兄だけだったのだろうから、
当然、彼も重要な参考人として、警察官と共にその場に同行していた。
その時に見たそうだ、社の中を。

434 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 03:04:57 ID:Qir2PlimO
(め)
中央に銅鏡のようなものが有って、その前に黄色い稲の穂のようなものがあったそうだ
そして、そのさらに奥、左手に一段低い台、というか棚の様ものがあったそうだ
その棚に、20体ばかりの人形が飾ってあったそうである
顔の造りはまちまちで、中には御河童頭の男の子の人形もある
しかし何れも着物を着ていて、今にして思えば、何となくだか、昭和の初期か大正くらいのものではなかったか、
そう言っていた
確かにあの人形も、オレの祖母の家あったものと同じ、大正時代か昭和の初期の作、
顔は少し扁平だか、何やら気品のある顔立ちだ
作りも今の人形より精巧なような気がする
勿論、オレはその辺りのことは素人なのだか。
後で知った事だが、人形というのは、着物をめくると、腹の部分に、その作者の名前が書いてある事が多いそうな
それを知っていれば、あるいは何かの手掛かりにはなったかも知れない

435 :本当にあった怖い名無し:2007/08/24(金) 03:11:52 ID:Qir2PlimO
(み)
義兄の話に戻す
あの人形、顔の作りも、着物の柄も、あの時、棚の一番上の、端にあった人形によくにてると。

義兄の年齢から考えると、当時の件は昭和の40年代も半ばの頃だろう
当時の日本の農村には、まだ肥壷なんてものが当然あった
あれ、深さが二メートル近くあって、けっこう深いんだ
大抵は、木の蓋がしてあるのだが、中には蓋もして無く、表面がカパカパに乾いていて、
まわりの地面と区別がつかなかったりする
だから、神社からその子の家までの経路、そんな所にも捜査が加えられた
しかし、その子の行方は杳として知れなかった

よく憶えてくれていたと思う、当時の事を
一因として、義兄は、オレと同じメモ魔だったから
一方は、それを武器にして出世したが、また一方は、それがアダとなり、離婚、退職(オレ様)した
話の本筋とは違う、オレの愚痴。
とまれ、話は人形に戻る
その社の人形を見たとき、神主が大雑把に説明してくれたそうだ
その人形の由来を。

457 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:34:34 ID:0JEhbnbuO
(し)
神主の話によると、大正の終わり頃、先代の神主の時に、この村でコレラが流行ったそうである
現代の日本では発生も稀だし、症状も軽くに抑えられるが
当時、村、と呼ばれていたこの地域の医療技術や、衛生観念がどの程度のものだったのか。
体力のある壮健な男女は治癒したそうだが、結果的に幼い子供や老人にかなりの死者が出たそうである。
1ヶ月程で流行は下火となったが、その盛りの時に、先代神主が、疫病、災厄除けを、かの神社に祈願したそうである
村中総出のことで、歩ける村人は皆集まったらしい
その時に、既に亡くなってしまった子供らの人形も供養して神社に納める事になったらしい。
つまりその人形達は、その時に亡くなった、全ての子供らの依代みたいなものかも知れなかった
そんな人形を、姪は持ち出してきたのだ。
結局、その時の原因は井戸からと後になってわかったらしい
どこの家でも井戸に蓋がされ使われなくなり、かわりに脇に祠が建てられた
水質検査をして使用できるようになったのは戦後の事らしい。
その夜、姪の枕元にある人形を見ながら、寝床で考えた
でも、何故将来符なんだ
姪なりの供養の仕方なのか。

458 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:37:02 ID:0JEhbnbuO
(ゑ)
翌日、昼近くになって、オレ達は車で病院へ向かった
今日は甥と姪も一緒だ
病室に入っていくと、姉は半身を起こして出迎えてくれた、まず子供達が駆け寄っていく
姉は義兄の顔を見ると、少し驚いた顔をしたが嬉しそうだった
久し振りの親子四人の対面
オレは姉に、入院時の足りないものを聞くと、売店に降りて行った
姉に言われたものを買うと、この売店には本屋もある事に気がついた
少し時間を潰そうと思った。
なる程、病院には子供から老人まで、様々の人が入院している
絵本から盆栽の本まで小さいスペースながら、様々なジャンルがあった。
店内を物色している内に、ふと一冊の小誌に目がいった
おそらく自費出版に近いものだろう
装丁もただ厚紙にタイトルの、○○市郷土民族史、と印刷されただけのものだった、著者の欄には○○会とあった
その本を持ってレジに向かった。
病室に戻ると、姉に売店の袋を渡し、いくつかの会話の後、あとは義兄にまかす事にして、オレは病室を出た。
今日はこれから、昨夜聞いた、神社の奥の井戸に行くつもりだった、暗くならない内に。

459 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 00:42:30 ID:0JEhbnbuO
(ひ)
バス停に向かう道々、オレは姉の事を考えた
今日は比較的、楽そうだったが赤い斑紋は増えている気がした
蜘蛛状血管腫と呼ばれているそれは、別名、メデューサの首とも言われている。

車中では、先程買った本を流し読みする。
やはり、昨日聞いたコレラの記述はなかった
市の中では、小さい町だ、あの地域は。
だが、それよりも目を引く記述があった。
天保年間後期、あの地域を、痘瘡、天然痘が襲ったそうだ
最初、災厄は隣の村から来て、あの村に住み着いた
死者の数限りなく、一日に、棺桶が幾つも寺に運ばれる
仕舞には棺が間に合わず、遺体を剥き出しのまま、河原で焼いたそうである
死臭と線香の臭いが混じり合い犬も居なくなったそうだ
同時に、隣村からは閉め出され、村は完全な孤立状態になった

天然痘の不思議なところは、10人の内、4人は病に罹り命を落とす
4人は罹患はするが何とか命は助かる
そして残る二人は、罹患もしないというところがある
生まれつき抗体を持っているのか
その時の詳しい記録は、あの地域で最も古い寺にあると書いてあった
そこまで読んで、オレは思った
あの神社、もしかしてその時に建てられたものじゃないかと。

460 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 01:39:12 ID:0JEhbnbuO
(も)
バスを降りると、オレは荷物をとりに一度姉の家に戻った
ラジオ付きの非常用懐中電灯、五徳ナイフ、オフロードバイク用の革手袋
そして5mと10mの細引き二本、針金とラジオベンチ、タッパーとマグカップ
それがオレのフィールドワークの基本だ

まだ陽は高い、だか少し早足で神社に向かう

夏休みである筈なのに、この神社には大抵、子供は遊んでない
神社の横を通り、さらにその奥、裏手の森に入っていく。
井戸はその中にひっそりとあった
屋根も、釣瓶も桶もない、正に神だけの井戸と言う感じだった。
井戸そのものは、コンクリでも煉瓦でもない、自然石を組み上げたもの
ある程度の時間は経っているだろう、まわりには苔が生えていた
周りは畳6畳ほど開けていて、地面には丸い石が敷き詰められている。
オレはそっと近付いていき、中を覗いてみる
ほんの4、5メートル先で光は届かない
昼間だというのに、森の中は薄暗い
懐中電灯で中を照らしてみる
ずっと下に、あれは水面か、灯りに照らされ反射している
ここで下から、髪を振り乱した女が壁をよじ登ってきたらオレは泡吹いて気を失うだろう
と、どこかの映画のワンシーンを思い浮かべた

463 :本当にあった怖い名無し:2007/08/25(土) 03:31:56 ID:0JEhbnbuO
(せ)
その辺りに落ちている石を拾ってみる、頭上に差し上げ真下に落とす、高さ約2m、下に落ちるまで約20フレーム
その石を今度は井戸の中に落としてみる
一、二、三…と数えて約12、3mか、中に入る気はサラサラ無いが
しかしポチャンと音がした、水はある。
井戸の中を覗いている内に、何だか鼻の奥がツンとなった
いわゆるスポットめぐり、をしている時に、たまに起こるオレの習慣、たぶん感傷だったろう
この神社がオレの想像通り、その時建てられたのなら、何の為にこの井戸が掘られたのか
あの時、無事治癒し、何とか命を拾った者も、結果的には村から追われたそうた゛
わずかばかりの食料を与えられ、山の奥に追われたそうだ、つまりは死ね、ということだ
痘痕がのこり、失明する者もいた、醜い姿になった彼らは、再び村に災厄を呼ぶと言ってね
抗体をもち、再び痘瘡に罹ることはない彼らを。
だが、天然痘は完全に世界から駆逐され、文明と技術の恩恵に溺れているオレ達には、彼らの無知を笑う権利はない

帰る時に改めて気がついた、オレが来た左側とは反対に、左側にも誰かが歩いた跡がある
誰が最近この井戸を覗いたのか

グロ系統じゃないから安心して検索してくれ。

528 :本当にあった怖い名無し:2007/08/27(月) 04:35:41 ID:Ke3p+1fDO
(す)
これは告発ではないよ、全然

その村の歴史
いま、自分達が住んでいる街、100年、わずか百年前はどうだったのか
少し調べてみるといい

無駄なことは全てはぶく
(す)、と、(ん)
およそ200文字、やはり、それで終わらせたい

先を急いでいる人がいるし、オレも少し疲れた
やはりあの時の事、思い起こすのは少しシンドイ
結果的に言うならば
姉は死んだ、そして姪も
はっきり言って、あの家族は崩壊した

残ったのは、甥と彼の弟だけである

身内と他人|ブログインデックス

464 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:25:54 ID:pvgcC0ke0
俺がアメリカで知り合った中国人の話なんだが、チョウさんってのが居た。 
俺が19歳の時に、2ヶ月間の語学留学でLAに行ってて、
現地の大学のESLに通うようになったところ、日本人は俺ともう一人だけで、他はほとんど中国人。
レベルが下から3のクラスだったから、正直英語ほぼ無理状態だった。 

でも、俺はどうにか英語を頑張ろうと、他国の人間と積極的に話しを試みたところ、
チョウさんというおじさんと仲良くなったんだ。 
チョウさんはいつもニコニコしてるおじさんで、あまり英語が得意じゃないらしく、
俺や周りがメキメキと力をつけるなか、ただただニコニコ笑いながら聞いてた。 

465 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:26:36 ID:pvgcC0ke0
でも、ランチの時や放課後は積極的に話しかけてきてくれて、
車を持ってないでメトロバスを利用してた俺を、「夕方は危険だから」と片言の英語でいつも乗せてくれた。
ランチなどはほぼチョウさんが出してくれてた。 

それから俺が滞在してた2ヶ月の間、めちゃめちゃ良くしてくれた。 
朝は流石に迎えに来る事はないけど、夕方の送りや、ランチへの招待、 
そしてたまに休日にアウトレットモールに車で連れて行ってくれ、靴を買ってくれた。 
断ったんだが、ニコニコしながら、「お前学生、俺社長だから金ある」などと英語で言いながら買ってくれた。
466 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:27:19 ID:pvgcC0ke0
2ヶ月が経ち、俺は日本に帰ることになった。 
チョウさんは、ESLで英語を学びながら仕事をこっちで展開してるとの事で、
「もし、中国に来た時は連絡しなさい」と、メールアドレスと中国での会社の名刺と、
自宅の電話番号を教えてくれた。
俺も「日本に来たら連絡頂戴」と教えた。 

それから約1年半後。
『中国に戻った』というチョウさんからのメールを受け取った俺は、『じゃぁ、遊びに行くよ』と返信した。
俺は夏に中国へと向かった。 
467 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:30:10 ID:pvgcC0ke0
そして、空港について直ぐにチョウさんの携帯に電話をした。 
すると、英語が堪能な中国人の声が帰ってきた。 
「チョウさん、英語凄く上手くなったね」と言うと、
今度は日本語で「そんなことないよ、日本語の方が得意なんですから」と返ってきて、
「日本語話せるの?」と驚いた。
どうやら本当は日本語話せたが、俺が一生懸命英語で話してたので、英語で対応してたらしい。 

それからチョウさんが迎えに来てくれて、チョウさん所有のホテルへと向かった。 
それはユースホテルぐらいを想像してたけど、かなりの大きさだった。 
468 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:31:52 ID:pvgcC0ke0
そして約1週間、チョウさんは本当に良くしてくれた。
マカオセンターなどにも連れて行ってくれたし、
昼はブラブラしてて、チョウさんの仕事終わりにご飯に連れて行ってもらって、
ホテルは無料で使わせてくれた。 

ただ、4日目に少し反日感情がある青年3人にイチャモンを付けられた。 
昼間ブラブラしてると、いきなりツバをふきかけてきた。 
汚いなぁ、と思いつつも無視しようとすると、肩を掴んできて、
中国語でベラベラと何か言われたが、さっぱり分からずにいると、
無理やり手を絞り上げられて、財布からお金を取られた。 
そして、何を言う間もなく殴られて、何故か英語で「ジャップ」と罵って逃げていった。 
469 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:33:14 ID:pvgcC0ke0
その日の夕方、それを聞いたチョウさんは、色々な人に連絡を取った。
俺は警察に行こうかと思っただけで恐怖で行けず、直ぐにホテルに戻ってた。 
チョウさんは少し怒りながら、
「大丈夫、すぐにお金戻ってくるよ。それまで、これで我慢してね」とお金を渡してきた。
断ると「お小遣い」と言い、「断るのは失礼だぞ」とお金を握らせてきた。 
俺はありがたく受け取り、帰りの日まではチョウさんの知り合いの女性と一緒に、昼は過ごすようになった。

そして帰る日の昼頃、洒落にならない事が起きた。 
犯人のうちの1人?と言う、顔面が潰れたかのようにグチャグチャな男が、泣きながらお金を返しに来た。 
チョウさんの友人だと言う人に連れられて謝ってきた。
俺は何が起こってるのか分からないので、「いいよ許すよ」とだけしか言えなかったのだが、
チョウさんは怒った声でフタコトミコトいうと、その青年は泣き叫んだ。
そして無理やり立たされて連れて行かれた。 
後ろ手に縛られた彼の左手首は寸断されていた。 
俺は最後の最後に、より大きな恐怖を味わってしまった。 
チョウさんはニコニコしながら、
「残りの二人はもう居ないよ。彼ら罪人、悪い事したから。警察に行くよりもこっちのほうが対処が早いから」
と言う。 
初めてそういう人だったんだと気付いて帰国した。 

それからも連絡は取ってるし、良い人なのは分かってるけど、恐怖は常にある。
中国人は身内に優しく他人にキツイって意味が少し分かった出来事だった。 
471 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:54:45 ID:qwFJlRhh0
>>469 
チョウさんに気に入られたきっかけは何だったの? 
助けてあげたとか? 
472 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:01:11 ID:pvgcC0ke0
>>471 
いや、普通にESLクラスに居たから話かけただけ。 
毎日同じクラスだったし、朝と昼からのクラスも一緒だったから、笑顔で話かけてたら仲良くなった。 
というか、クラス中の人間とは一通り仲良くなってて、チョウさんも他の友人の一人って感じで仲良かっただけ。
話の内容上ピックアップしてるけど、皆仲良かった。 
475 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:33:47 ID:+r4WU7Y90
日本でいうところの山口組みたいな人だったんだな>チョウさん 
476 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:36:08 ID:9bVPhua10
>>465 
向こうの人間ってそういうとこが多分にあるよな。 
自分の身内にはめちゃめちゃ厚遇だけど、赤の他人には物凄く冷遇する。 
>>465は他国で仲良くなってたから身内扱いだったんだろうね。 

説明もう少し省いても良いかも知れないけど、短いと中国人怖いだけが強調されそうだなw 
477 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:43:38 ID:pvgcC0ke0
>>475 
いや、たぶん普通の社長。ただ、横の繋がりにそういうのが控えてるだけだと思う。 
彼の友人やらも、普通の気さくな中国人のおじさんって感じだったし、
紹介された女性は若いけど会社の社員で、別に風俗っぽい感じは無かった。 

>>476 
説明省きたかったんだけど、書いてる通り『チョウさん怖すぎ』って話ではないので。 
本当に気さくで良いおじさんなんだよ。
ただ、あまりの躊躇の無い痛め付けに恐怖を感じたから、
そのギャップを書きたくて文才ないから長くなってしまった・・・。申し訳ない。

465 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:26:36 ID:pvgcC0ke0
でも、ランチの時や放課後は積極的に話しかけてきてくれて、
車を持ってないでメトロバスを利用してた俺を、「夕方は危険だから」と片言の英語でいつも乗せてくれた。
ランチなどはほぼチョウさんが出してくれてた。 

それから俺が滞在してた2ヶ月の間、めちゃめちゃ良くしてくれた。 
朝は流石に迎えに来る事はないけど、夕方の送りや、ランチへの招待、 
そしてたまに休日にアウトレットモールに車で連れて行ってくれ、靴を買ってくれた。 
断ったんだが、ニコニコしながら、「お前学生、俺社長だから金ある」などと英語で言いながら買ってくれた。
466 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:27:19 ID:pvgcC0ke0
2ヶ月が経ち、俺は日本に帰ることになった。 
チョウさんは、ESLで英語を学びながら仕事をこっちで展開してるとの事で、
「もし、中国に来た時は連絡しなさい」と、メールアドレスと中国での会社の名刺と、
自宅の電話番号を教えてくれた。
俺も「日本に来たら連絡頂戴」と教えた。 

それから約1年半後。
『中国に戻った』というチョウさんからのメールを受け取った俺は、『じゃぁ、遊びに行くよ』と返信した。
俺は夏に中国へと向かった。 
467 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:30:10 ID:pvgcC0ke0
そして、空港について直ぐにチョウさんの携帯に電話をした。 
すると、英語が堪能な中国人の声が帰ってきた。 
「チョウさん、英語凄く上手くなったね」と言うと、
今度は日本語で「そんなことないよ、日本語の方が得意なんですから」と返ってきて、
「日本語話せるの?」と驚いた。
どうやら本当は日本語話せたが、俺が一生懸命英語で話してたので、英語で対応してたらしい。 

それからチョウさんが迎えに来てくれて、チョウさん所有のホテルへと向かった。 
それはユースホテルぐらいを想像してたけど、かなりの大きさだった。 
468 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:31:52 ID:pvgcC0ke0
そして約1週間、チョウさんは本当に良くしてくれた。
マカオセンターなどにも連れて行ってくれたし、
昼はブラブラしてて、チョウさんの仕事終わりにご飯に連れて行ってもらって、
ホテルは無料で使わせてくれた。 

ただ、4日目に少し反日感情がある青年3人にイチャモンを付けられた。 
昼間ブラブラしてると、いきなりツバをふきかけてきた。 
汚いなぁ、と思いつつも無視しようとすると、肩を掴んできて、
中国語でベラベラと何か言われたが、さっぱり分からずにいると、
無理やり手を絞り上げられて、財布からお金を取られた。 
そして、何を言う間もなく殴られて、何故か英語で「ジャップ」と罵って逃げていった。 
469 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:33:14 ID:pvgcC0ke0
その日の夕方、それを聞いたチョウさんは、色々な人に連絡を取った。
俺は警察に行こうかと思っただけで恐怖で行けず、直ぐにホテルに戻ってた。 
チョウさんは少し怒りながら、
「大丈夫、すぐにお金戻ってくるよ。それまで、これで我慢してね」とお金を渡してきた。
断ると「お小遣い」と言い、「断るのは失礼だぞ」とお金を握らせてきた。 
俺はありがたく受け取り、帰りの日まではチョウさんの知り合いの女性と一緒に、昼は過ごすようになった。

そして帰る日の昼頃、洒落にならない事が起きた。 
犯人のうちの1人?と言う、顔面が潰れたかのようにグチャグチャな男が、泣きながらお金を返しに来た。 
チョウさんの友人だと言う人に連れられて謝ってきた。
俺は何が起こってるのか分からないので、「いいよ許すよ」とだけしか言えなかったのだが、
チョウさんは怒った声でフタコトミコトいうと、その青年は泣き叫んだ。
そして無理やり立たされて連れて行かれた。 
後ろ手に縛られた彼の左手首は寸断されていた。 
俺は最後の最後に、より大きな恐怖を味わってしまった。 
チョウさんはニコニコしながら、
「残りの二人はもう居ないよ。彼ら罪人、悪い事したから。警察に行くよりもこっちのほうが対処が早いから」
と言う。 
初めてそういう人だったんだと気付いて帰国した。 

それからも連絡は取ってるし、良い人なのは分かってるけど、恐怖は常にある。
中国人は身内に優しく他人にキツイって意味が少し分かった出来事だった。 
471 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 02:54:45 ID:qwFJlRhh0
>>469 
チョウさんに気に入られたきっかけは何だったの? 
助けてあげたとか? 
472 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:01:11 ID:pvgcC0ke0
>>471 
いや、普通にESLクラスに居たから話かけただけ。 
毎日同じクラスだったし、朝と昼からのクラスも一緒だったから、笑顔で話かけてたら仲良くなった。 
というか、クラス中の人間とは一通り仲良くなってて、チョウさんも他の友人の一人って感じで仲良かっただけ。
話の内容上ピックアップしてるけど、皆仲良かった。 
475 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:33:47 ID:+r4WU7Y90
日本でいうところの山口組みたいな人だったんだな>チョウさん 
476 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:36:08 ID:9bVPhua10
>>465 
向こうの人間ってそういうとこが多分にあるよな。 
自分の身内にはめちゃめちゃ厚遇だけど、赤の他人には物凄く冷遇する。 
>>465は他国で仲良くなってたから身内扱いだったんだろうね。 

説明もう少し省いても良いかも知れないけど、短いと中国人怖いだけが強調されそうだなw 
477 :本当にあった怖い名無し:2010/11/02(火) 03:43:38 ID:pvgcC0ke0
>>475 
いや、たぶん普通の社長。ただ、横の繋がりにそういうのが控えてるだけだと思う。 
彼の友人やらも、普通の気さくな中国人のおじさんって感じだったし、
紹介された女性は若いけど会社の社員で、別に風俗っぽい感じは無かった。 

>>476 
説明省きたかったんだけど、書いてる通り『チョウさん怖すぎ』って話ではないので。 
本当に気さくで良いおじさんなんだよ。
ただ、あまりの躊躇の無い痛め付けに恐怖を感じたから、
そのギャップを書きたくて文才ないから長くなってしまった・・・。申し訳ない。

【悲報】広島市内のホテル、1泊7000円の部屋を2万円に吊り上げる|ブログインデックス

【悲報】広島市内のホテル、1泊7000円の部屋を2万円に吊り上げる|ブログインデックス|画像ID:11
引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1477030569/
1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:16:09.63 ID:lFO1wHpPv0
■宿不足、1泊7000円が2万円

 あす22日から始まるプロ野球日本シリーズを前に、カープの25年ぶりの出場に沸く広島で宿泊施設不足が顕著になっている。試合が行われる日の広島市内のホテルは満室。あふれた人が周辺自治体に流れており、県観光課は「市内だけでなく県全体への経済波及が期待できる」とソロバンをはじいている。(上阪正人) 

 首位を快走するチームを応援しようと、シーズン中からスタンドが真っ赤に埋め尽くされていたマツダスタジアム(定員3万3千人)。黒田がこのシリーズを最後に引退することを表明、また対戦相手が日本最速165キロの剛速球を連発した大谷や広島市出身の主砲・中田がいる日本ハムと話題にも事欠かず、野球ファンが県外からも広島に押し寄せている。

 ◆9月から満室状態

 このため、マツダで試合のある22、23日と第6、7戦が予定される29、30日を中心に約180施設ある広島市内の旅館・ホテルはどこも満杯。今月6日に開業したばかりの広島市内で最大の客室数(727室)を備える「アパホテル広島駅前大橋」は「試合がある日の予約はかなり前からほぼ満室です」。市内繁華街に構えるビジネスホテルの中には、平常時1泊7千円のシングルルームが2万円近くまで値上がりしているところもあった。

 約65施設が加盟する広島県ホテル旅館生活衛生同業組合は「リーグ優勝間際の9月から同じような状態。10月は例年多くの観光客が訪れるうえ、今年は地震の被害を受けた熊本から行き先が変更となった修学旅行や医学の学会・研究会、日本青年会議所の全国大会なども重なり、市内のホテルがいっぱいになり続けている」と説明する。国内の他の都市同様、インバウンド(訪日観光客)の増加で長らく60~70%程度だった客室稼働率が、数年前から80%以上に上昇していたことも混雑に拍車をかけている。

 県観光課は「クライマックスシリーズ(CS)でも広島市内のホテルの予約を取れない状況だった。北海道から大勢応援に訪れる日本ハムのファンは呉、廿日市、東広島など周辺市で宿泊される方も多いと予想され、県全体への経済波及が期待できる」という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000102-san-base

2: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:16:38.92 ID:BVE9S9fb11
ビジホなんてイベントのときそんなもんやで

3: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:16:56.13 ID:1RQCtvFi52
需要と供給やぞ

4: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:17:38.91 ID:ddqJaWzcs3
福山くらいまでは宿泊エリアやな

5: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:17:44.10 ID:CHmXm5raT4
アパホテルやんけ
他はそうでもないやろ

7: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:24.36 ID:l41SxIKNu5
アパなんて90%アップとか普通にあるぞ

8: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:30.49 ID:v0GVygsSc6
2万払うくらいなら野宿するわ

11: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:52.20 ID:VO1kL8VJK7
当然やろ

12: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:53.88 ID:xoIBJEq0L8
四半世紀に一度の祭典やぞ

13: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:08.77 ID:KcFuk6uVk9
広島はすぐホテルなくなる
野球に限ったことではない

17: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:45.35 ID:5zU5DTY5t10
>>13
元から少ないの?

25: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:02.26 ID:KcFuk6uVk9
>>17
すくないと思う
出張でよく行くけど2~3日前だととれないこと多い

29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:51.28 ID:MNgI2rA9O12
つかアパやんけ残当

>>17
意外とないな
横川駅あたりが穴場

39: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:23:09.36 ID:5zU5DTY5t10
>>29
電車でちょいと移動したとこにある穴場覚えとくとほんと便利だよな

44: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:31.23 ID:MNgI2rA9O12
>>39
ひと駅ずらすのがコツやな
広島は路電もあるし大通りから南エリアもええかもね

55: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:06.93 ID:5zU5DTY5t10
>>44
最悪飲んだ後タクシーでも痛くない距離で、っていろいろ考えるの楽しいんよな
都会だとなおさら重要なってくる

15: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:31.37 ID:yCXOjV58F16
そんなときは東横イン広島平和大通り!

16: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:37.99 ID:sJ6aBt6Jl17
当たり前やろ

22: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:40.70 ID:sXRGk9PDx18
ビジホは全国どこでも大昔からそらそうよ

23: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:42.82 ID:ZYHJ1emps19
経済を活性化させる有能

24: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:57.02 ID:MNgI2rA9O12
アパよりマシやろ
つかアパが前例作ってるんやけど

26: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:35.55 ID:YEGFIyHmd21
広島で別になんでもない平日にホテル取ろうとしたらどこも満杯で草生えたわ
東横インとか前日じゃ不可能やろあれ

27: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:38.25 ID:iQHjOnLIC22
金沢よりマシ

28: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:41.62 ID:ddqJaWzcs3
近頃は平時でも都市部の週末はキツいわ
1週間前くらいにもふらりと予約ってのができない

31: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:55.80 ID:GaSybKcGx24
別に普通やん
カプセルホテルにしかいったことないのかな?

32: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:05.33 ID:rSgPmFwG525
大学入試前の都内ホテルの値段の上がり方に比べればマシやろ日本シリーズっていうお祭りなんやから

147: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:38:05.26 ID:rSI7642uM26
>>32
プリンスでも9000で泊まれるんだが

33: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:14.27 ID:AUVIhBAzd27
前日まで待つと空くけど値段は下がらんわ

34: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:16.62 ID:jaW3koiUN28
ワイ、ネカフェで痛い思いをしながら寝る

36: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:42.75 ID:5zU5DTY5t10
2~3日前なんて東京大阪でもド平日でも運良くなきゃ無理やて

37: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:56.79 ID:MXCcpzaTh30
当たり前やん

41: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:23:53.32 ID:zb3WMajpO31
ホテルの値段ってほんと止まる日によって全然値段違ってびびるよな

42: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:02.08 ID:WRRm13dmd32
アパ外人大杉や

43: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:09.54 ID:Mmy8SBG8133
普通の土日でも部屋無いで

45: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:32.93 ID:5zU5DTY5t10
祭行くときは最低三か月は前から打診しとかんとホテルええとこなくて旅がつまらんなるで

47: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:44.50 ID:Avxrzrr1q35
ネットで満室でも、電話で取れたりするよな

48: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:48.81 ID:urOrBXBmy36
まーたアパホテルか

50: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:25:36.04 ID:hjGUzFfta37
ワイみたいな素人は広島駅近くのとったが
慣れてる人は隣とかとるんやろか

52: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:25:52.12 ID:dL7e1ZOhV38
レンタカー借りて車中泊した方がええんちゃうか
この分だとマンキツも埋まるだろうし

54: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:03.22 ID:8Yoed894b39
多客期が高いのは当たり前やろ

57: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:15.31 ID:umiemqzbp40
ワイの部屋来てもええんやで

64: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:38.02 ID:lXFxkAQDr41
これ仕事で出張の人らは堪ったもんやないな

77: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:07.48 ID:8Yoed894b39
>>64
金額よりも予約いっぱいになるのが痛いな
金は会社から出るからいくらでもええんやろうけど

87: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:00.19 ID:fXgEjhTsH43
>>77
1泊あたりの上限決まってる会社がほとんどだぞ

107: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:32:15.30 ID:8Yoed894b39
>>87
いうてもこういう場合はちゃんと出してくれるやろ

65: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:44.18 ID:cwTblOaso45
アパに限らずホテル業界って時期によって値段変わるっしょ
中国の春節の時に出張で東京と大阪のホテル予約しようとしたらどこも二倍くらいの値段だったわ

66: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:44.23 ID:Rnd2U8PLd46
まーたワイんちの近くのコインパーキングが満車になって
ネカフェが満員になるのか

68: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:55.36 ID:WRjmgLGVU47
アパとまったことないが豪華なん?

69: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:20.99 ID:KcFuk6uVk9
>>68
普通

73: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:29.18 ID:1tk9dff8H49
>>68
社長がべっぴんさんやで

76: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:39.35 ID:5zU5DTY5t10
>>68
普通のビジホだぞ

84: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:39.97 ID:HNtOrWvD951
>>76
このアパは意外に豪華やで

91: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:37.82 ID:5zU5DTY5t10
>>84
こマ?思って検索したらなかなかの門がまえ

79: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:18.32 ID:cu6ymqnQI53
>>68
居抜きが多いから場所によりけりやで
サービス自体は普通のビジホ

82: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:21.06 ID:MNgI2rA9O12
>>68
大浴場にいくら払えるかやな
なおファッション刺青上等

71: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:21.47 ID:ajzF58kvR55
ホテルじゃわりと当たり前やろ

72: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:27.32 ID:HNtOrWvD951
アパは今月オープンしたばっかりやで

74: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:37.06 ID:dL7e1ZOhV38
札幌、札幌近郊はホテルぎょーさんあるから安心するんやで

95: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:58.60 ID:8Yoed894b39
>>74
野球も見るし温泉も入りたいな、よっしゃ定山渓予約予約したろ

78: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:16.02 ID:nkveY3Rns59
繁盛期に値段が上がるのは普通やからな
でもちと高い

5: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:17:44.10 ID:CHmXm5raT4
アパホテルやんけ
他はそうでもないやろ

7: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:24.36 ID:l41SxIKNu5
アパなんて90%アップとか普通にあるぞ

8: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:30.49 ID:v0GVygsSc6
2万払うくらいなら野宿するわ

11: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:52.20 ID:VO1kL8VJK7
当然やろ

12: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:18:53.88 ID:xoIBJEq0L8
四半世紀に一度の祭典やぞ

13: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:08.77 ID:KcFuk6uVk9
広島はすぐホテルなくなる
野球に限ったことではない

17: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:45.35 ID:5zU5DTY5t10
>>13
元から少ないの?

25: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:02.26 ID:KcFuk6uVk9
>>17
すくないと思う
出張でよく行くけど2~3日前だととれないこと多い

29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:51.28 ID:MNgI2rA9O12
つかアパやんけ残当

>>17
意外とないな
横川駅あたりが穴場

39: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:23:09.36 ID:5zU5DTY5t10
>>29
電車でちょいと移動したとこにある穴場覚えとくとほんと便利だよな

44: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:31.23 ID:MNgI2rA9O12
>>39
ひと駅ずらすのがコツやな
広島は路電もあるし大通りから南エリアもええかもね

55: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:06.93 ID:5zU5DTY5t10
>>44
最悪飲んだ後タクシーでも痛くない距離で、っていろいろ考えるの楽しいんよな
都会だとなおさら重要なってくる

15: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:31.37 ID:yCXOjV58F16
そんなときは東横イン広島平和大通り!

16: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:19:37.99 ID:sJ6aBt6Jl17
当たり前やろ

22: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:40.70 ID:sXRGk9PDx18
ビジホは全国どこでも大昔からそらそうよ

23: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:42.82 ID:ZYHJ1emps19
経済を活性化させる有能

24: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:20:57.02 ID:MNgI2rA9O12
アパよりマシやろ
つかアパが前例作ってるんやけど

26: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:35.55 ID:YEGFIyHmd21
広島で別になんでもない平日にホテル取ろうとしたらどこも満杯で草生えたわ
東横インとか前日じゃ不可能やろあれ

27: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:38.25 ID:iQHjOnLIC22
金沢よりマシ

28: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:41.62 ID:ddqJaWzcs3
近頃は平時でも都市部の週末はキツいわ
1週間前くらいにもふらりと予約ってのができない

31: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:21:55.80 ID:GaSybKcGx24
別に普通やん
カプセルホテルにしかいったことないのかな?

32: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:05.33 ID:rSgPmFwG525
大学入試前の都内ホテルの値段の上がり方に比べればマシやろ日本シリーズっていうお祭りなんやから

147: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:38:05.26 ID:rSI7642uM26
>>32
プリンスでも9000で泊まれるんだが

33: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:14.27 ID:AUVIhBAzd27
前日まで待つと空くけど値段は下がらんわ

34: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:16.62 ID:jaW3koiUN28
ワイ、ネカフェで痛い思いをしながら寝る

36: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:42.75 ID:5zU5DTY5t10
2~3日前なんて東京大阪でもド平日でも運良くなきゃ無理やて

37: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:22:56.79 ID:MXCcpzaTh30
当たり前やん

41: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:23:53.32 ID:zb3WMajpO31
ホテルの値段ってほんと止まる日によって全然値段違ってびびるよな

42: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:02.08 ID:WRRm13dmd32
アパ外人大杉や

43: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:09.54 ID:Mmy8SBG8133
普通の土日でも部屋無いで

45: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:32.93 ID:5zU5DTY5t10
祭行くときは最低三か月は前から打診しとかんとホテルええとこなくて旅がつまらんなるで

47: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:44.50 ID:Avxrzrr1q35
ネットで満室でも、電話で取れたりするよな

48: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:24:48.81 ID:urOrBXBmy36
まーたアパホテルか

50: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:25:36.04 ID:hjGUzFfta37
ワイみたいな素人は広島駅近くのとったが
慣れてる人は隣とかとるんやろか

52: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:25:52.12 ID:dL7e1ZOhV38
レンタカー借りて車中泊した方がええんちゃうか
この分だとマンキツも埋まるだろうし

54: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:03.22 ID:8Yoed894b39
多客期が高いのは当たり前やろ

57: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:26:15.31 ID:umiemqzbp40
ワイの部屋来てもええんやで

64: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:38.02 ID:lXFxkAQDr41
これ仕事で出張の人らは堪ったもんやないな

77: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:07.48 ID:8Yoed894b39
>>64
金額よりも予約いっぱいになるのが痛いな
金は会社から出るからいくらでもええんやろうけど

87: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:00.19 ID:fXgEjhTsH43
>>77
1泊あたりの上限決まってる会社がほとんどだぞ

107: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:32:15.30 ID:8Yoed894b39
>>87
いうてもこういう場合はちゃんと出してくれるやろ

65: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:44.18 ID:cwTblOaso45
アパに限らずホテル業界って時期によって値段変わるっしょ
中国の春節の時に出張で東京と大阪のホテル予約しようとしたらどこも二倍くらいの値段だったわ

66: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:44.23 ID:Rnd2U8PLd46
まーたワイんちの近くのコインパーキングが満車になって
ネカフェが満員になるのか

68: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:27:55.36 ID:WRjmgLGVU47
アパとまったことないが豪華なん?

69: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:20.99 ID:KcFuk6uVk9
>>68
普通

73: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:29.18 ID:1tk9dff8H49
>>68
社長がべっぴんさんやで

76: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:39.35 ID:5zU5DTY5t10
>>68
普通のビジホだぞ

84: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:39.97 ID:HNtOrWvD951
>>76
このアパは意外に豪華やで

91: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:37.82 ID:5zU5DTY5t10
>>84
こマ?思って検索したらなかなかの門がまえ

79: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:18.32 ID:cu6ymqnQI53
>>68
居抜きが多いから場所によりけりやで
サービス自体は普通のビジホ

82: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:21.06 ID:MNgI2rA9O12
>>68
大浴場にいくら払えるかやな
なおファッション刺青上等

71: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:21.47 ID:ajzF58kvR55
ホテルじゃわりと当たり前やろ

72: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:27.32 ID:HNtOrWvD951
アパは今月オープンしたばっかりやで

74: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:28:37.06 ID:dL7e1ZOhV38
札幌、札幌近郊はホテルぎょーさんあるから安心するんやで

95: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:30:58.60 ID:8Yoed894b39
>>74
野球も見るし温泉も入りたいな、よっしゃ定山渓予約予約したろ

78: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/10/21(金) 15:29:16.02 ID:nkveY3Rns59
繁盛期に値段が上がるのは普通やからな
でもちと高い

遭難者の亡霊|ブログインデックス

146 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/12/27(火) 21:22:02 ID:qNqjdjUG0
遭難者の救助や捜索に当たった後、亡霊に悩まされる者が居る。
亡霊ではなく、幻覚かも知れない。

せっかく発見したのに、すでに死亡していた男性。
メモを見ると、昨夜までは確かに生きていた。
メモの最後の一行には、自分を発見しない捜索隊への恨みがつづられていた。
この一行を書くとき、すでに彼の思考は乱れ、一種の混乱状態に陥っていたに違いない。
捜索隊員の一人はそう考えることで、自分への慰めとした。

発見時、自殺していた男性。
同行していた女性は数日前すでに死亡しており、男性は自責の念からタオルで首を吊ったのだと断定されたが、
彼の顔は傷だらけで、女性の遺体の爪には、その男性の皮膚が食い込んでいた。

雪崩に巻き込まれ、押し潰された体から内臓が露出していた女性。
「冷凍状態だった内臓の鮮やかな色は、決して忘れられないだろう」と言って大きくため息をついたのは、
本職の救助隊員ではなく、捜索に駆り出された地元青年団の一人だった。

147 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/12/27(火) 21:32:07 ID:qNqjdjUG0
最終的に、自殺や人格的破滅に追い込まれた捜索隊員も居る。
彼らの多くは、遭難者の霊に、夢や現実の世界で追い回され、
恨み言を並べられ、恨みがましい視線を浴びた経験を持つ。
逆恨みといって良いが、相手の感情ばかりはどうにもならない。

遭難者の家族から罵倒されたりする事もある。
「息子を発見できないなら、死んでも帰ってくるな」と言い放つ親。
崩れそうになる弱い自分を支えようと、とんでもない人格が表面に現れ、感情が爆発する。

「逆恨みの遭難者の亡霊に悩んでいる」
元・捜索隊員は言った。

亡霊より、キレた家族のほうがよっぽど怖いぞ。
無論、そうした家族は、ごく少数だという注釈つきだ。

着信7百回の男|ブログインデックス

311 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:44:26 ID:r6Yk4h+Z0
夜の12頃、友人のAから電話がかかってきた。
『おい、今何処にいる』
「部屋にいるけど」
『悪いけど、これから行くから待っててくれ。すまん』
「へ?別に良いけど」

10分後、Aはやってきた。
「すまんな」
「良いって、なんだよ」
突然だったんでちょっと不思議だったが、俺とAは昔っからのダチだ。
別にこれぐらいそんなに遠慮する事もないだろって思いながら、とりあえず発泡酒を用意した。
「飲むか」
Aは「わり」といって受け取る。

「変なもん拾っちまって」
そう言うとAは、鞄からタオルを出した。
ブ~ブ~、ブ~ブ~
タオルの中で何かがなっている。てか携帯だろそれ。
タオルを開くと携帯が出てきた。着信で振動している。

312 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:46:30 ID:r6Yk4h+Z0
「絶対に出んなよ」
「拾ったって携帯か?」
Aは「ああ」といって携帯を開いた。
着信2百何件って表示されていた。
俺は思わず「はぁ」と言った。

しばらくすると、また着信だ。
ブ~ブ~、ブ~ブ~
「出たら?」
「なんか、やばそうでさ」
確かにやばい。しばらく様子を見たが、ひっきりなしに着信だ。
誰からの電話だろう。携帯を取ろうとしたら、Aがそれを止めて、財布から紙切れを出した。
『080-XXXX-YYYY』って書いてある。
「全部、そいつからの着信だよ」
「怖。怖すぎだろ、それ。警察に持ってけよ」
「もう夜中だし。明日だ」

それから、取り合えず酒を飲みかわした。その間も携帯は、ブ~ブ~、ブ~ブ~となっている。
Aは「うっとおしいな」といって、携帯をタオルでくるんでバックに突っ込んだ。
それからしばらくバカ話をして、深夜のアホなTVを見て寝た。

次の朝、と言っても既に昼過ぎだったが、警察に行った。
その頃には携帯は静かになっていた。
気になったんで着信を確認してみたら、7百何件ってなっていた。すごすぎる。

A「すみません。これ拾ったんですけど」
警察「あ、はい、落とし物ですか。少しお話を伺いますけど良いですか」
A「ええ、良いですよ」
それから何処で拾ったとか、どんな様子だったかとか、何時拾ったかとか、そんなやり取りをした。
警察のおっさんは携帯をしげしげと見て、何かを確認しているようだった。
それから、携帯を机において、書類に何かを書いていた。
メーカーとか、色とか形とか、そんなことかな。多分。

313 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:48:05 ID:r6Yk4h+Z0
その時、ブ~ブ~、ブ~ブ~と携帯がなった。ちらっと番号を見た。080XXXXYYYYだ。
警察のおっさんは「おお」とちょっと驚いて、携帯に出た。
「はい、もしもし、どなたですか?」
それから、「ええ」「はいはい」「そうですか」「ええ」「こちら警察なのですけど」
みたいな感じで話していた。

「いえいえ、大丈夫ですよ。ではよろしく御願します。はい」
俺は、警察って意外に礼儀正しくて良い感じの人なんだな、とぼんやりと考えた。
警察「持ち主からの電話でした。これから受け取りに来るようですよ」
A「そうですか。良かったです。それでは失礼します」
警察「もし良かったら、一時間後に来てくれないですか。
 持ち主がお礼をしたいって言ってるんですよ」
俺は一瞬嫌な予感がしたが、結局一時間後にAと一緒に来る事になった。

314 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:51:11 ID:r6Yk4h+Z0
警察に行くと、爽やかな男がニコニコして待っていた。
男は20代後半って感じだ。
男「いや、ありがとう。助かったよ。ホントありがとう」
それから、警察のおっさんと、その男と、Aと俺で、
しばらく「ありがとう」「いえいえ」みたいな会話をした。

男「君たち、お腹はすいてないかい。なんか食べようよ。
 いい店があるよ。僕が美味いと思うお勧めの店だよ」
と誘われた。
男とAと俺で飯を食いに行く事になった。

アメリカンな店だった。ステーキだ。
男は明るくて良く話す人だった。
自分は広告代理店で働いていて、この店の店長とも知り合いで、店長は他にも店を持っていて、
店の広告とかは自分が作ってと、エラい勢いで話してくれた。
メニューを選ぶ時、俺とAがどれにしようかな、和風ソースが良いかな、と迷っていると、
「おい、なににする、君たち、これが良いぞ、これが。
 焼き方はどうする。ここはレアが良いぞ。
 これにしろ、これがでかくて食いごたえがあるんだ。
 あの~すみません。オーダー良いですか」
みたいな感じでパワフルだった。
そんな風に食って話してって感じだった。
あと男は、無性に褒め上手だった。
俺とAのことを「良いね~良いね~」と何度も言った。

315 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:52:43 ID:r6Yk4h+Z0
「そうだ、君たちの携帯の電話番号を教えてくれないかな。これを機会に、友達になろうよ」
あ、良いっすよ、と俺が言おうとすると、
それを遮ってAが、「いや、良いっすよ。そんな。良いっすよ。ほんと」と、携帯の番号を教えるのを嫌がった。
そう言えば、Aはいつもより無口だった気がする。
男が一方的に話して、こっちは相づちを打つだけだったから、気にならなかったが。

Aはしつこく断わり、男は一瞬むっとしたように見えたが、すぐに笑顔になった。
「君たちも色々あるだろうから、慎重になるんだろうね。良いよ良いよ、気にしないで。
 じゃ、そろそろ行こう」
と男は立ち上がった。
え?ちょっと俺、食いかけなんですけど、まだ肉が・・・とほほ。
男は既に食べ終わっているようだった。
良く分からないが、男は急にそそくさした感じになった。
俺とAは「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と礼を言った。
「良いって。美味かっただろ。この店また来いよ。そうすりゃ会えるかもな」
それで別れた。

316 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:54:08 ID:r6Yk4h+Z0
「おいA、どうしたんだ。腹の調子でも悪いのかよ(笑)」
「いや、ちょっと気になってな」
「なんだよ~」

それからAは、自分の考えを話してくれた。
「多分あの男は、携帯の持ち主じゃねえぞ。
 だいたいあんなに、しつこく何度も電話するなんて普通じゃない。
 多分なんだが、あいつは自己愛性人格障害だ」
Aの話をかいつまんで説明すると、自己愛性人格障害の根拠として、
・自分の話(自慢話)ばかりした事
・俺たちを根拠もなくやたらと褒めていた事
・俺たちの食べるペースを全然考えていなかった事
・むしょうに馴れ馴れしかった事
・一見親切そうに見えたが、自分のやりたい事に俺たちを巻き込んでいた事
・俺たちの携帯番号を聞こうとした自分の願いに、答えなかった時むっとした事
・その直後に、自分の立場を取り繕うようなことを言った事。

317 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:55:48 ID:r6Yk4h+Z0
「自分が『気前良くお礼をする好青年』だと酔っているように見える。
 お礼にステーキをおごってくれる、と言う行動そのものは親切そうだが、
 メニューを勝手に決めてしまう。
 こちらが食べているにもかかわらず、話しかけてくる。
 やたらと褒めていたが、それは俺たちを操作しようとしていたからじゃないか。
 いきなり携帯の電話番号を聞いてくる不自然さ。
 こっちが食べ終わってないことを気にしていない。
 そもそも、店に俺たちを連れて行くそのやり方が有無を言わせず、
 親切そうだが、自己中心的だ」
俺は「確かにそうかもしれん」と頷いた。
「あの携帯の持ち主だけど、多分、あの男につきまとわれてるんだろうな。
 一晩で7百回も電話するなんて、どう考えてもおかしいだろ」

俺は、もし電話番号を教えていたら、と思うとゾッとした。

312 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:46:30 ID:r6Yk4h+Z0
「絶対に出んなよ」
「拾ったって携帯か?」
Aは「ああ」といって携帯を開いた。
着信2百何件って表示されていた。
俺は思わず「はぁ」と言った。

しばらくすると、また着信だ。
ブ~ブ~、ブ~ブ~
「出たら?」
「なんか、やばそうでさ」
確かにやばい。しばらく様子を見たが、ひっきりなしに着信だ。
誰からの電話だろう。携帯を取ろうとしたら、Aがそれを止めて、財布から紙切れを出した。
『080-XXXX-YYYY』って書いてある。
「全部、そいつからの着信だよ」
「怖。怖すぎだろ、それ。警察に持ってけよ」
「もう夜中だし。明日だ」

それから、取り合えず酒を飲みかわした。その間も携帯は、ブ~ブ~、ブ~ブ~となっている。
Aは「うっとおしいな」といって、携帯をタオルでくるんでバックに突っ込んだ。
それからしばらくバカ話をして、深夜のアホなTVを見て寝た。

次の朝、と言っても既に昼過ぎだったが、警察に行った。
その頃には携帯は静かになっていた。
気になったんで着信を確認してみたら、7百何件ってなっていた。すごすぎる。

A「すみません。これ拾ったんですけど」
警察「あ、はい、落とし物ですか。少しお話を伺いますけど良いですか」
A「ええ、良いですよ」
それから何処で拾ったとか、どんな様子だったかとか、何時拾ったかとか、そんなやり取りをした。
警察のおっさんは携帯をしげしげと見て、何かを確認しているようだった。
それから、携帯を机において、書類に何かを書いていた。
メーカーとか、色とか形とか、そんなことかな。多分。

313 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:48:05 ID:r6Yk4h+Z0
その時、ブ~ブ~、ブ~ブ~と携帯がなった。ちらっと番号を見た。080XXXXYYYYだ。
警察のおっさんは「おお」とちょっと驚いて、携帯に出た。
「はい、もしもし、どなたですか?」
それから、「ええ」「はいはい」「そうですか」「ええ」「こちら警察なのですけど」
みたいな感じで話していた。

「いえいえ、大丈夫ですよ。ではよろしく御願します。はい」
俺は、警察って意外に礼儀正しくて良い感じの人なんだな、とぼんやりと考えた。
警察「持ち主からの電話でした。これから受け取りに来るようですよ」
A「そうですか。良かったです。それでは失礼します」
警察「もし良かったら、一時間後に来てくれないですか。
 持ち主がお礼をしたいって言ってるんですよ」
俺は一瞬嫌な予感がしたが、結局一時間後にAと一緒に来る事になった。

314 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:51:11 ID:r6Yk4h+Z0
警察に行くと、爽やかな男がニコニコして待っていた。
男は20代後半って感じだ。
男「いや、ありがとう。助かったよ。ホントありがとう」
それから、警察のおっさんと、その男と、Aと俺で、
しばらく「ありがとう」「いえいえ」みたいな会話をした。

男「君たち、お腹はすいてないかい。なんか食べようよ。
 いい店があるよ。僕が美味いと思うお勧めの店だよ」
と誘われた。
男とAと俺で飯を食いに行く事になった。

アメリカンな店だった。ステーキだ。
男は明るくて良く話す人だった。
自分は広告代理店で働いていて、この店の店長とも知り合いで、店長は他にも店を持っていて、
店の広告とかは自分が作ってと、エラい勢いで話してくれた。
メニューを選ぶ時、俺とAがどれにしようかな、和風ソースが良いかな、と迷っていると、
「おい、なににする、君たち、これが良いぞ、これが。
 焼き方はどうする。ここはレアが良いぞ。
 これにしろ、これがでかくて食いごたえがあるんだ。
 あの~すみません。オーダー良いですか」
みたいな感じでパワフルだった。
そんな風に食って話してって感じだった。
あと男は、無性に褒め上手だった。
俺とAのことを「良いね~良いね~」と何度も言った。

315 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:52:43 ID:r6Yk4h+Z0
「そうだ、君たちの携帯の電話番号を教えてくれないかな。これを機会に、友達になろうよ」
あ、良いっすよ、と俺が言おうとすると、
それを遮ってAが、「いや、良いっすよ。そんな。良いっすよ。ほんと」と、携帯の番号を教えるのを嫌がった。
そう言えば、Aはいつもより無口だった気がする。
男が一方的に話して、こっちは相づちを打つだけだったから、気にならなかったが。

Aはしつこく断わり、男は一瞬むっとしたように見えたが、すぐに笑顔になった。
「君たちも色々あるだろうから、慎重になるんだろうね。良いよ良いよ、気にしないで。
 じゃ、そろそろ行こう」
と男は立ち上がった。
え?ちょっと俺、食いかけなんですけど、まだ肉が・・・とほほ。
男は既に食べ終わっているようだった。
良く分からないが、男は急にそそくさした感じになった。
俺とAは「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と礼を言った。
「良いって。美味かっただろ。この店また来いよ。そうすりゃ会えるかもな」
それで別れた。

316 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:54:08 ID:r6Yk4h+Z0
「おいA、どうしたんだ。腹の調子でも悪いのかよ(笑)」
「いや、ちょっと気になってな」
「なんだよ~」

それからAは、自分の考えを話してくれた。
「多分あの男は、携帯の持ち主じゃねえぞ。
 だいたいあんなに、しつこく何度も電話するなんて普通じゃない。
 多分なんだが、あいつは自己愛性人格障害だ」
Aの話をかいつまんで説明すると、自己愛性人格障害の根拠として、
・自分の話(自慢話)ばかりした事
・俺たちを根拠もなくやたらと褒めていた事
・俺たちの食べるペースを全然考えていなかった事
・むしょうに馴れ馴れしかった事
・一見親切そうに見えたが、自分のやりたい事に俺たちを巻き込んでいた事
・俺たちの携帯番号を聞こうとした自分の願いに、答えなかった時むっとした事
・その直後に、自分の立場を取り繕うようなことを言った事。

317 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:55:48 ID:r6Yk4h+Z0
「自分が『気前良くお礼をする好青年』だと酔っているように見える。
 お礼にステーキをおごってくれる、と言う行動そのものは親切そうだが、
 メニューを勝手に決めてしまう。
 こちらが食べているにもかかわらず、話しかけてくる。
 やたらと褒めていたが、それは俺たちを操作しようとしていたからじゃないか。
 いきなり携帯の電話番号を聞いてくる不自然さ。
 こっちが食べ終わってないことを気にしていない。
 そもそも、店に俺たちを連れて行くそのやり方が有無を言わせず、
 親切そうだが、自己中心的だ」
俺は「確かにそうかもしれん」と頷いた。
「あの携帯の持ち主だけど、多分、あの男につきまとわれてるんだろうな。
 一晩で7百回も電話するなんて、どう考えてもおかしいだろ」

俺は、もし電話番号を教えていたら、と思うとゾッとした。

エディ|ブログインデックス

296 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:34:55 ID:pk0kfXsq0
もう15年以上前、自分が地方の大学生だった頃の話。

友人のタケ(仮名)が中古車を手に入れた。
自分たちが住んでいたのは田舎だったので、車が無いと不便ではあったが、
まだ2年生だった自分たちの中で、車の所有率は高くなかった。
タケは嬉々として、毎晩のように自分たちを誘ってドライブを楽しんでいたのだが、
ある日、一緒のチームで実験をしている最中、「今夜は霊園に行ってみないか?」と誘ってきた。
俺の他に誘われたのは、同じチームのサダ(仮名)。
気は優しくて力持ち、東北出身の純朴な青年で軽く霊感持ち。
俺もサダもそういうことは大好きだったので、喜んで誘いに乗ったのだが、
これを同じチームのエディ(仮名:純日本人)が聞いていた。
こいつがちょっと面倒なヤツで、浪人と留年のせいで自分たちより3歳ほど年上。
そして何を勘違いしたのか、自分が学年の有力者として慕われていると思っており、
自ら名乗るエディという愛称を、嘲笑混じりに呼ばれ疎まれたりしていた。
そして、何よりも迷惑なのが、『自称霊感のある人』だということ。

「おい、オマエら霊園行くのかよ?」
「え、ええ。まぁ・・・面白そうなんでちょっと・・・」
タケが(しまった)という顔で答える。
「あそこはなぁ、マジでヤバいって!先輩の○○さんが事故ったのもあそこに行った後・・・」
散々、知ったかぶりの講釈を垂れた後、エディは言った。
「ま、何かあったら俺が何とかすっからよ。用心しながらついてこいよな!」
俺たちがまだ何も言ってないうちから、エディは勝手に同行することになっている。
それに、連れて行くのはタケなんだが。

297 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:37:21 ID:pk0kfXsq0
俺たちは無碍に断ることもできず、その夜は4人で霊園に向かうことにした。
夜8時、タケがそれぞれのアパートに迎えに来てくれ、大学近くの定食屋で夕食をとる。
そして4人を乗せた車は霊園に向けて出発。
この霊園なのだが、大学前を通る県道を町のはずれに向けて走っていくと、小高い山の中腹にぽつりと位置している。
正面のゲートを抜けると駐車場があり、その奥に斎場と管理事務所の建物、
それを取り囲むようにロータリー状のアスファルト道が一周し、道の外周に墓石が建ち並ぶつくりになっている。
ここは昼間は見晴らしも良く、取り立てて嫌な雰囲気があるわけでもない。
だが、全国どこにでもあるように、この霊園にも『ジンクス』があり、
大学の地元では心霊スポットとして有名な場所でもあった。
それは、『深夜にロータリーを3周してクラクションを鳴らし、ライトを消すと・・・』というありふれたものだ。
学内ではそれをやったOBが事故にあっただの、霊に取り付かれたなどということがまことしやかに噂されており、
自分も入学した当初、先輩などから散々聞かされていた。
俺たちは食事の最中からエディの薀蓄や講釈に軽くうんざりししたり、
彼が首から提げている怪しげな数珠に笑いを堪えたりしながら30分ほど山道を走り、
霊園へと続く分かれ道に差し掛かった。

「・・・結構いるね」
エディが真顔でつぶやく。
ほら、はじまったよ。他の3人は同じようなことを思っていた。
夜間も開放されているゲートを抜け、車はゆっくりと墓石の並ぶロータリーを進んだ。
「おい、見えるか?悪意のある霊じゃないけど、あそこの木の陰とか・・・」
後部座席で『霊感』を発揮するエディ。
俺は助手席で笑いを堪えるのに必死だった。

タケはロータリーを3周し、斎場正面に車を停めた。
「いいっすか?いきますよ」
タケはクラクションを鳴らし車のライトを切った。真っ暗な車内に沈黙が流れる。
サダがごくりと唾を飲み込んだ音がした。
そのとき・・・。

298 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:40:10 ID:pk0kfXsq0
「ヤバい!タケ!車出せ!!」
突然エディがわめきだした。
「え?どうしたんですか?!」
「いいから早く出せ!来てる!!」
周囲を見回したが俺には何も見えなかった。
タケは言われるままアクセルをふかし、車を急発進させる。
「いるか?」
俺はタケに訊いたが、彼も全く見えてはいないようだった。
後部座席を振り返ると、わめきちらすエディの横でサダが硬直していた。
「早くしろ!来てるってば!いっぱいいるんだよ!!」
エディは後ろを振り返りながらパニックになっていた。
そして数珠を握り締めながら九字を切ったり、お経のようなものを唱えたりしていた。
なにこの出鱈目・・・
俺は素人ながらも冷めた目でエディの様子を見ていたが、
それでも狂ったように何かを唱えるその姿には怖くなってきた。
隣のサダもエディの姿に恐怖を感じていたのか、ドアに体を寄せ、必死で距離を置こうとしているようだった。
ハンドルを握るタケも必死だった。
咥えたタバコに火を点けることすら忘れ、タイヤを鳴らしながら車を走らせた。

ようやく町の灯かりが見え始め、タケはスピードを落とし、コンビニの駐車場に車を入れた。
「マジヤバかったなぁ」
大きく肩で息をしながらエディが言った。
「クラクション鳴らしてライト切った途端、いろんなとこからワラワラ出てきたんだぜ」
「俺、ぜんぜん見えてませんでしたけど、かなりいたんですか?」
俺はエディに尋ねてみた。
「馬鹿!オマエ、あんだけいたのに何も見えてなかったのかよ!
 2~30人はいたけどよ、あの中でも特に鎧の落ち武者みたいなのが・・・」

ひとしきり、どれだけヤバかったのかを語ると、エディは得意気に言った。
「何とか俺が○○経唱えて式も打ったからよ、無事に帰ってくることができたわけだな」
俺とタケとサダは顔を見合わせ、とりあえず「お陰様でした」と言うしかなかった。

299 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:45:12 ID:pk0kfXsq0
俺たちはコンビニで飲み物を買い一息ついた後、そこから一番近いエディをアパートへ送っていった。
エディは意気揚々と部屋に引き上げ、ベランダから俺たち3人を見送った。
タケはエディを送り届けた後、さっきまでのことを語りたかったらしく、俺の部屋で飲もうということになった。

3人は再びコンビニに寄って酒とツマミを買い、俺の部屋で安堵のため息と一緒にビールを開けた。
「で、本当にいたわけ?」
タケが尋ねる。
「いや、何も。でも、エディのパニックがマジで怖かったよ。狂ったのかと思った」
俺は笑いながら答えた。
「サダは何か見えたの?」
タケの問いにしばらくの沈黙の後、サダが口を開いた。
「・・・うん、いたね」
「マジでマジで?!」
霊感ゼロの俺とタケは興味深々で食いついた。

そしてサダはぽつりぽつりと語り始めた。
「あのさ、エディさんは2~30人とか言ってたけど、いたのは1人。
 あの人にはいっぱい見えてたのかもしれないけどね。でも、俺に見えたのは一人だけだったよ」
「例の落ち武者?」
俺が尋ねるとサダは首を振った。
「いや、そんなのはいなかった。
 だって、この辺ってそういう話聞いたことないし、昭和になってから初めて造成された土地でしょ?
 落ち武者は考えられない。
 俺が見たのは女の人だった・・・」
「どんな?」
「よくわかんないけど、不自然に首の長い女の人。髪が長くて・・・」
「それが車を追ってきてたわけ?」
「ううん、追いかけてきてるんじゃなくてさ・・・」
「?」
「エディの横に座ってた。すげえ気持ち悪くてさ、お経唱えたりしてるエディをずっと見てたよ。
 ニタニタ笑いながらキチガイみたいな表情でね」
俺とタケは凍りついた。
「・・・まさか、ずっと車にいたの?」
「ううん、コンビニに着いたときにはいなかったよ」
サダはビールの缶を握りながら言った。
「でもさ、部屋にいた。エディがベランダから手を振ってたじゃん?その後ろにその女がいたよ。
 やっぱり首が異様に長くて、身長も2mくらいあった」

300 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:46:49 ID:pk0kfXsq0
以上、大学のときの話でした。
読みづらくてごめんね。
このときの友人に纏わる話は他にもあるんだけど、需要があったらまたいずれ書き込みます。

302 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 01:48:26 ID:6Hwu7guPP
面白かった。 エディのその後がちょっと気になるねwww

304 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:55:18 ID:pk0kfXsq0
>>302
その後、タケとサダはウチに泊まって飲み明かすことにしたんだけど、
夜中の3時くらいにエディから電話があって、
『眠れないから遊びに行っていいか?』ということで、ヤツもウチに来たのよ。

その後は、朝までエディの武勇伝的な話に付き合わされたんだけど、
やっぱり、自分の部屋で『何か』を感じて気味悪くなったんじゃないかなw
とりあえず、ウチでは何の異変も無かったし、その後もエディの身に何か起こることはなかったよ。

305 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 01:55:43 ID:r0MyCzFD0
>>300
面白かったよ
他にもあるという話はエディのその後?
ぜひ読みたい

…にしてもトリ名はともかく、友人の仮名はもうちょっと何とかならなかったのかな?

308 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 02:08:25 ID:fRVnB98CO
>>305
個人的にA、Bみたいな仮名が好きじゃないんで、当時の呼び名を軽くもじったんだけど、
また書くことがあったら再考してみます。

310 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 02:12:25 ID:+3wuzTW40
いや、サダとかはAよりは味気があっていいと思うよ
私も隙あればクリスティーヌとか書こうともくろんでるし

とりあえず>>300くらいはそのトリ名でいいけど
肝心の話のときくらいは別トリでよろ
やっぱ怖い話の時は空気が重要だからさ

311 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 02:21:13 ID:sBvqK8Sw0
ID:+3wuzTW40ってエディっぽくね?

313 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 02:50:56 ID:fRVnB98CO
携帯なんで、それぞれにアンカー打ってレスできなくてごめん!

とりあえず、コテの件了解っすw

>>311
んなことないよw
ネタとして軽くエディのスペックを列記すると、
・威勢はいいが、喧嘩は弱いらしい。
・権力のある者に弱い。
・サーフィン同好会に所属していたが、丘サーファー。
・「何かあったら俺に言え」が口癖。
・実家は某地方の権力者。
・見栄を張って都内の親戚名義で某区ナンバーの車を買うが、大学近くのヤンキーにボコボコにされる。
・エディ(仮)という呼称は、好きなギタリストにあやかって、周囲に無理矢理そう呼ばせていた。

仲間として付き合うと面倒だし、かなりイラッとさせられるけど、観察対象としては興味深い人でした。
後にダブって自分より下の学年になったけど、今ごろどうしているやらw

「おい、オマエら霊園行くのかよ?」
「え、ええ。まぁ・・・面白そうなんでちょっと・・・」
タケが(しまった)という顔で答える。
「あそこはなぁ、マジでヤバいって!先輩の○○さんが事故ったのもあそこに行った後・・・」
散々、知ったかぶりの講釈を垂れた後、エディは言った。
「ま、何かあったら俺が何とかすっからよ。用心しながらついてこいよな!」
俺たちがまだ何も言ってないうちから、エディは勝手に同行することになっている。
それに、連れて行くのはタケなんだが。

297 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:37:21 ID:pk0kfXsq0
俺たちは無碍に断ることもできず、その夜は4人で霊園に向かうことにした。
夜8時、タケがそれぞれのアパートに迎えに来てくれ、大学近くの定食屋で夕食をとる。
そして4人を乗せた車は霊園に向けて出発。
この霊園なのだが、大学前を通る県道を町のはずれに向けて走っていくと、小高い山の中腹にぽつりと位置している。
正面のゲートを抜けると駐車場があり、その奥に斎場と管理事務所の建物、
それを取り囲むようにロータリー状のアスファルト道が一周し、道の外周に墓石が建ち並ぶつくりになっている。
ここは昼間は見晴らしも良く、取り立てて嫌な雰囲気があるわけでもない。
だが、全国どこにでもあるように、この霊園にも『ジンクス』があり、
大学の地元では心霊スポットとして有名な場所でもあった。
それは、『深夜にロータリーを3周してクラクションを鳴らし、ライトを消すと・・・』というありふれたものだ。
学内ではそれをやったOBが事故にあっただの、霊に取り付かれたなどということがまことしやかに噂されており、
自分も入学した当初、先輩などから散々聞かされていた。
俺たちは食事の最中からエディの薀蓄や講釈に軽くうんざりししたり、
彼が首から提げている怪しげな数珠に笑いを堪えたりしながら30分ほど山道を走り、
霊園へと続く分かれ道に差し掛かった。

「・・・結構いるね」
エディが真顔でつぶやく。
ほら、はじまったよ。他の3人は同じようなことを思っていた。
夜間も開放されているゲートを抜け、車はゆっくりと墓石の並ぶロータリーを進んだ。
「おい、見えるか?悪意のある霊じゃないけど、あそこの木の陰とか・・・」
後部座席で『霊感』を発揮するエディ。
俺は助手席で笑いを堪えるのに必死だった。

タケはロータリーを3周し、斎場正面に車を停めた。
「いいっすか?いきますよ」
タケはクラクションを鳴らし車のライトを切った。真っ暗な車内に沈黙が流れる。
サダがごくりと唾を飲み込んだ音がした。
そのとき・・・。

298 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:40:10 ID:pk0kfXsq0
「ヤバい!タケ!車出せ!!」
突然エディがわめきだした。
「え?どうしたんですか?!」
「いいから早く出せ!来てる!!」
周囲を見回したが俺には何も見えなかった。
タケは言われるままアクセルをふかし、車を急発進させる。
「いるか?」
俺はタケに訊いたが、彼も全く見えてはいないようだった。
後部座席を振り返ると、わめきちらすエディの横でサダが硬直していた。
「早くしろ!来てるってば!いっぱいいるんだよ!!」
エディは後ろを振り返りながらパニックになっていた。
そして数珠を握り締めながら九字を切ったり、お経のようなものを唱えたりしていた。
なにこの出鱈目・・・
俺は素人ながらも冷めた目でエディの様子を見ていたが、
それでも狂ったように何かを唱えるその姿には怖くなってきた。
隣のサダもエディの姿に恐怖を感じていたのか、ドアに体を寄せ、必死で距離を置こうとしているようだった。
ハンドルを握るタケも必死だった。
咥えたタバコに火を点けることすら忘れ、タイヤを鳴らしながら車を走らせた。

ようやく町の灯かりが見え始め、タケはスピードを落とし、コンビニの駐車場に車を入れた。
「マジヤバかったなぁ」
大きく肩で息をしながらエディが言った。
「クラクション鳴らしてライト切った途端、いろんなとこからワラワラ出てきたんだぜ」
「俺、ぜんぜん見えてませんでしたけど、かなりいたんですか?」
俺はエディに尋ねてみた。
「馬鹿!オマエ、あんだけいたのに何も見えてなかったのかよ!
 2~30人はいたけどよ、あの中でも特に鎧の落ち武者みたいなのが・・・」

ひとしきり、どれだけヤバかったのかを語ると、エディは得意気に言った。
「何とか俺が○○経唱えて式も打ったからよ、無事に帰ってくることができたわけだな」
俺とタケとサダは顔を見合わせ、とりあえず「お陰様でした」と言うしかなかった。

299 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:45:12 ID:pk0kfXsq0
俺たちはコンビニで飲み物を買い一息ついた後、そこから一番近いエディをアパートへ送っていった。
エディは意気揚々と部屋に引き上げ、ベランダから俺たち3人を見送った。
タケはエディを送り届けた後、さっきまでのことを語りたかったらしく、俺の部屋で飲もうということになった。

3人は再びコンビニに寄って酒とツマミを買い、俺の部屋で安堵のため息と一緒にビールを開けた。
「で、本当にいたわけ?」
タケが尋ねる。
「いや、何も。でも、エディのパニックがマジで怖かったよ。狂ったのかと思った」
俺は笑いながら答えた。
「サダは何か見えたの?」
タケの問いにしばらくの沈黙の後、サダが口を開いた。
「・・・うん、いたね」
「マジでマジで?!」
霊感ゼロの俺とタケは興味深々で食いついた。

そしてサダはぽつりぽつりと語り始めた。
「あのさ、エディさんは2~30人とか言ってたけど、いたのは1人。
 あの人にはいっぱい見えてたのかもしれないけどね。でも、俺に見えたのは一人だけだったよ」
「例の落ち武者?」
俺が尋ねるとサダは首を振った。
「いや、そんなのはいなかった。
 だって、この辺ってそういう話聞いたことないし、昭和になってから初めて造成された土地でしょ?
 落ち武者は考えられない。
 俺が見たのは女の人だった・・・」
「どんな?」
「よくわかんないけど、不自然に首の長い女の人。髪が長くて・・・」
「それが車を追ってきてたわけ?」
「ううん、追いかけてきてるんじゃなくてさ・・・」
「?」
「エディの横に座ってた。すげえ気持ち悪くてさ、お経唱えたりしてるエディをずっと見てたよ。
 ニタニタ笑いながらキチガイみたいな表情でね」
俺とタケは凍りついた。
「・・・まさか、ずっと車にいたの?」
「ううん、コンビニに着いたときにはいなかったよ」
サダはビールの缶を握りながら言った。
「でもさ、部屋にいた。エディがベランダから手を振ってたじゃん?その後ろにその女がいたよ。
 やっぱり首が異様に長くて、身長も2mくらいあった」

300 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:46:49 ID:pk0kfXsq0
以上、大学のときの話でした。
読みづらくてごめんね。
このときの友人に纏わる話は他にもあるんだけど、需要があったらまたいずれ書き込みます。

302 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 01:48:26 ID:6Hwu7guPP
面白かった。 エディのその後がちょっと気になるねwww

304 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:55:18 ID:pk0kfXsq0
>>302
その後、タケとサダはウチに泊まって飲み明かすことにしたんだけど、
夜中の3時くらいにエディから電話があって、
『眠れないから遊びに行っていいか?』ということで、ヤツもウチに来たのよ。

その後は、朝までエディの武勇伝的な話に付き合わされたんだけど、
やっぱり、自分の部屋で『何か』を感じて気味悪くなったんじゃないかなw
とりあえず、ウチでは何の異変も無かったし、その後もエディの身に何か起こることはなかったよ。

305 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 01:55:43 ID:r0MyCzFD0
>>300
面白かったよ
他にもあるという話はエディのその後?
ぜひ読みたい

…にしてもトリ名はともかく、友人の仮名はもうちょっと何とかならなかったのかな?

308 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 02:08:25 ID:fRVnB98CO
>>305
個人的にA、Bみたいな仮名が好きじゃないんで、当時の呼び名を軽くもじったんだけど、
また書くことがあったら再考してみます。

310 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 02:12:25 ID:+3wuzTW40
いや、サダとかはAよりは味気があっていいと思うよ
私も隙あればクリスティーヌとか書こうともくろんでるし

とりあえず>>300くらいはそのトリ名でいいけど
肝心の話のときくらいは別トリでよろ
やっぱ怖い話の時は空気が重要だからさ

311 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 02:21:13 ID:sBvqK8Sw0
ID:+3wuzTW40ってエディっぽくね?

313 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 02:50:56 ID:fRVnB98CO
携帯なんで、それぞれにアンカー打ってレスできなくてごめん!

とりあえず、コテの件了解っすw

>>311
んなことないよw
ネタとして軽くエディのスペックを列記すると、
・威勢はいいが、喧嘩は弱いらしい。
・権力のある者に弱い。
・サーフィン同好会に所属していたが、丘サーファー。
・「何かあったら俺に言え」が口癖。
・実家は某地方の権力者。
・見栄を張って都内の親戚名義で某区ナンバーの車を買うが、大学近くのヤンキーにボコボコにされる。
・エディ(仮)という呼称は、好きなギタリストにあやかって、周囲に無理矢理そう呼ばせていた。

仲間として付き合うと面倒だし、かなりイラッとさせられるけど、観察対象としては興味深い人でした。
後にダブって自分より下の学年になったけど、今ごろどうしているやらw

エンディングで下の方にテロップ|ブログインデックス

129 :本当にあった怖い名無し:2009/07/16(木) 15:56:55 ID:TObTfH3o0
タイで観たドキュメンタリー番組。

地方の青年が削岩工事中に、削岩機に弾かれた薄い岩片に顔面を縦に真っ二つに割られた。
本当に鼻筋を通すように真っ二つにされて、分かれた顔面は左右に大きく開いてる。
真っ正面から脳がモロに見えてて、眼球も中から見える感じ。
もう助かる助からないじゃなくて、早く楽にしてやれよ!ってレベル。

テロップで『そして翌日…』。
友人等が駆けつけた病室、顔の中心を縫い合わされて談笑する若者。
医療用テープみたいなので傷を覆われて、鼻血を排出する管が鼻から出てるけど、顔色とかは普通で、
「いてて…ったくひどい目にあったよw」みたいな和やかなテンション。
医師による解説で、人体の中心線は意外と切開程度なら大したダメージは残らなくて、
顔にしろ腹にしろ、筋肉の中心接合点だから縫い合わせるのも楽で、特に後遺症も残らないとの事。
若者は、
「顔が開いてる間、視野がすっげえ広くなって、前向いてるのに後ろ見えるんだぜ!
 草食動物とかすごすぎwwww」
みたいに、楽しそうに話してたのが印象的だった。

人体ってすげえな~と思ってたら、エンディングで下の方にテロップで、
『怪我の順調な回復にも関わらず、彼は脳への感染症で半年後に亡くなった…』って出てきて、
結局何だったんだこの番組はって思った。

忘れられない|ブログインデックス

770 :t-t:2011/05/02(月) 14:34:26.94 ID:U+0ybd9Z0
高校生のころに、ある友人から聞いた話。 

その友人(以下A)は運動部に所属していて、福島県内のある青年の家で合宿をした。 

夜、他の友人たちと、施設内をブラブラあるいたりしてまったりしてたらしい。 
自販機のある区画でたむろしていると、ある友人が、
「あれ、だれだ?」
窓から外をのぞくと、施設の建物の向こう側の棟の窓辺(かなり上の階)にも人がいたらしく、 
他の生徒かもしれないと思ったが、Aたちの運動部はそっちを使用しておらず、
また、他校が使っているわけでもなかった。 

皆で見てると、向こう側の窓辺にいるその人は、手を振ってきた。 
Aたちはノリで手を振り返すと、その人はにっこり笑った。 
そして・・・窓から身を投げた。

自殺者だったらしい。 
Aが不気味がっていたのは、
『偶然ではあるが、最後にコミュニケーションをとったのが自分たちだった』という点で、
今でも自殺者の笑顔が忘れられないらしい。

この事件、調べれば出てくるんじゃないかな。

もっさん|ブログインデックス

491 :本当にあった怖い名無し:2011/06/16(木) 18:36:54.99 ID:oZNvGm2G0
うちの病院のカテーテル室(重症の心臓病患者の処置をする場所)には、もっさんと呼ばれるものがでる。
もっさんは青い水玉模様のパジャマを着ており、
姿は、ぼさぼさ頭の中年だったり、若い好青年だったり、痩せた女だったり様々。
共通点は、部屋の隅でうつむいて立っていること、同じパジャマを着ていること、
なにもしゃべらないし動かないこと。
気が付くと現れ、気が付くといなくなっている。
その場にいる全員に見える。

もっさんが出たとき、処置中の患者は後日必ず亡くなる。
亡くなった患者の処置の全例に現れているわけではなく、もっさんの現れた処置の患者は必ず亡くなるってことね。
処置が成功しても、なぜか予後が悪い方へと向かってしまう。

もうずいぶん前から、もっさんは目撃されているらしい。
お祓いの類は何度か試みたらしいが、まるで効果がないらしい。
年に3、4回しか現れないが、うちの科の先生やスタッフはみんな知っている。
処置中、もっさんが出てもみな反応せずに黙っている。
ビビるのは新人ナースくらい。

若い先生なんかは、もっさんを見るとひどく落ち込んでしまうらしいが、
部長先生だけは、もっさんが出ても諦めない。
誰よりももっさんの姿を見ているはずなのに、このジンクスを信じていない。
もっさんに魅入られた患者をなんとか救えないかと、部長先生は戦い続けている。
504 :本当にあった怖い名無し:2011/06/16(木) 20:47:02.45 ID:WK+jeez+0
>>491 
その場の全員見えるのすごいな。写真撮ったり触った人いないの? 
513 :本当にあった怖い名無し:2011/06/16(木) 22:49:28.13 ID:Qeoc/egK0
>>504 
写真には撮れないみたい。
新人の技師さんが室外から撮ったが、なにも写ってなかった。
技師さんは、あとで先輩にこっぴどく叱られていた。

触ろうとしたら消えてしまった、という話は聞いたことがある。
というか、いつも最小人数で処置を行っているので、手が空かず、 
もっさんが出ても、はっきり言って構ってられない。
一度、部長先生が器具を投げつけたところを見たが、当たる前にスッと消えた。
そういえば、もっさんが消えた瞬間を見たのはその一度きり。
いつも気がついたらいなくなってるから。
でも、そんなこと出来るのは部長先生だけで、 
もっさんには構わない、怒らせるようなことはしてはいけない、 
というのが、スタッフの暗黙の総意で、あまり関わらないようにしてる。

もっさんが死を呼ぶのか、 
死に呼ばれてもっさんが出るのか、 
よくわからないんだよね。

これを書いていたら、幽霊なのかなんなのかもよくわからなくなってきた。