SAYURI、SEIMEI、そしてYOSHIKI!「和」の競演となったスケートカナダで村上DAISUKEが羽生氏から主役の座を奪うの巻。|ブログインデックス

仕方ない、この日の主役は譲ろう!

羽生氏の登場でわいたフィギュアスケートGPシリーズカナダ大会。しかし、終わってみればこの大会は羽生氏の大会ではありませんでした。SPでのジャンプ2本ノーカンという痛恨のミスもありましたが、それ以上にほかの選手が輝いていた。その素晴らしいパフォーマンスに花を添えるという意味合いで、ノーカン2本も前向きにとらえられそうなほど。

復帰戦となった地元カナダのパトリック・チャンは、SPでのピリッとしないところを一日で払拭し、早くも「世界王者」として帰還していました。これは日本のファンにとっても喜ばしい話。鎬を削るライバルがいてこそ、試合も熱くなるのです。ライバルのいない大会など、妖怪の出てこない映画『陰陽師』のようなもの。妖怪がいないのに秘術を繰り出しても虚しいだけです。

そして、この日の主役と言える奮闘を見せたのが日本の村上大介。最終的に順位は3位でしたが、最終演技者として登場し、カナダの空気を自分色に染めた演技はお見事でした。今季の世界選手権を目指す展望では「羽生・宇野で決まり」という予測もある中で、「俺もいるぞ!紅だー!」と名乗りをあげる戦いぶりだったように思います。

昨季は自分の怪我というライバルを見つけ、一年の闘争を乗り越えた羽生氏ですが、やはりほかの選手と戦うほうが楽しいというもの。特に、向こうがすごくよくて勝ち負けするというのは、試合としても清々しくて見ごたえがあります。「絶対王者」の冠を守り切ることができるのか、ピリピリした空気で今季の戦いがつづいていきそうな予感は、嬉しい悲鳴かもしれません。次戦がまた楽しみですね。

ということで、本当の「和」を教えてやるぞとばかりにSEIMEIの前に立ちはだかったYOSHIKIについて、11月1日のテレビ朝日中継による「フィギュアスケートGPシリーズ スケートカナダ 男女フリー」からチェックしていきましょう。

◆そう言えば、羽生氏はスロースターターだったなと思い出しました!

まずは女子の中継から。SPで出遅れ第1グループでの登場となったたトゥクタミシェワは、冒頭にトリプルアクセルを決めるなど難度の高い演技構成で追い上げを図ります。昨季ほどの完璧さはないものの、出遅れを引きずることのない演技でフリーでは全体1位となる出来栄え。いい感じの「今日は追い上げの日」というムードを作ってくれました。

こちらも追い上げたいのは日本の村上佳菜子ちゃん。翼を広げるようなポーズから映画「SAYURI」の音楽に乗せて滑り出すと、和の調べに合わせるかのようにヒラヒラと舞い踊ります。これまでは力強さ、元気さというところが推しだった佳菜子ちゃんもグッと艶っぽい演技に。

途中、ジャンプが乱れる場面はあったものの、全体としてはとてもイイ印象の演技。最後の表情がガックリと落胆するのではなく、ペコちゃんのような舌出しのスマイルだったのも、とてもよかった。ガッカリしようが、ニコニコしようが、跳び損ねが覆るわけでもないので、笑顔で終わったほうが見た人の気持ちもいいでしょう。得点の面でも111.80点とミスもあったわりには悪くないところで、シーズン後半に向けての伸びも期待できそう。佳菜子ちゃんの今季は「復活」がテーマになりそうで、まずはひと安心。

↓よかったよ佳菜子ちゃん!SPの抜けたジャンプ1本が勿体なかった!

楽しそうに滑っているだけで全部の要素にGOE+1ずつつけたくなる!

このまま頑張れ!

↓この冒頭のポーズはすごく狭い範囲で流行る気がする!


ヴァルキリーのガウォーク形態みたいな感じだな!

佳菜子ちゃんがいい成績をあげたら、殿がテレビでやるネタも増えそう!

殿の生活のためにも頑張れ佳菜子ちゃん!

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そして、同じく日本の永井優香さん。冒頭のトリプルルッツ+トリプルトゥループのコンビネーションをキレイに決めると、落ち着いた演技で最後まで滑り切ります。これがGP初出場、しかも表彰台を守れるかどうかの分岐点にいるとは思えないような堂々たる演技。これから世界でのお披露目を重ねていくことで全体的なスコアも上がっていくでしょうし、ほかの先輩たちにとっても尻に火がつくシニア本格デビューとなりました。

優勝したのはSP1位のワグナー。SPもそうでしたが、面白い手振りを交えた見せ場のある演技。採点を見るとジャンプに細かい回転不足などは刺さっているものの、観衆目線で言えばまったく気にならないものばかり。ドーンとわいた地元北米の歓声が得点表示の前から本日の優勝者を讃えていました。SPの会心の演技で、勝ちは決まっていた感じですかね。

↓最後の笑顔の圧力がスゴかった!堂々の優勝!

トリプルルッツは1本ながら、全体の質をあげれば点は伸びるという見本!

自分を諦めない、という強い気持ち!

今伸び悩んでいる人みんなに見てもらいたい優勝だった!

そして戦いは男子へ。注目選手は第2グループに集う中、第1グループで登場した日本の川原星さんも紹介されました。4回転がないということで勝ち負けという意味では難しい面もありますが、世界王者&世界王者がホームでぶつかる舞台でしっかり戦えたのはいい経験となるはず。日本でも全国に中継されましたし、またこうした舞台に上がれるよう、上を目指してほしいもの。いつまた急に「行け」って言われるかわかりませんしね。

さぁ、そして注目の優勝争い。第2グループの1番手滑走となるのは羽生結弦氏。ついにSEIMEIが勝負の舞台で演じられます。スタンドでは日本と見まがうような数の日の丸が掲げられ、追い上げを後押しします。冒頭の4回転サルコウ、4回転トゥループは加点が取れるデキ。演技後半に入っての4回転トゥループのコンボも着氷し、4回転3本をしっかり決めました。

前哨戦ではミスが出たトリプルアクセルからのコンビネーションも、シングルになってしまうものもありつつ予定通りの箇所に入れました。目立ったミスはルッツの転倒くらいでしょうか。初日に現れた魔物を見事に撃退してみせました。基礎点だけで90点を超える構成は、世界の頂点を狙うにふさわしい意識の高いもの。SPの出遅れをリカバーして、この時点でトップです。

↓採点表示を待ちながら拝むポーズも、念力とか式神とかが出てきそうな感じ!

式神:「陰陽師って伝わりにくいかもしれないですけど〜」
式神:「魔物とか倒す話なんです〜」
式神:「倒した、って感じの終わりだったでしょ〜」
式神:「いい点を頼みますよぉ〜」
式神:「あとハチミツもください」

もう少し点が出てもいい気がするが、こんなもんか!

天井突破は完璧に滑れたときに期待ですかね!

チェコのブレジナはミスが多く点が伸ばせず、地元カナダのナム・グエンは4回転2本をキレイに決めるなど高い難度の構成で追い上げますが羽生氏には届かず、つづくリッポンはなかなか決まらない4回転ルッツにこの日も挑戦してくれますが回転不足でドーンと伸ばすことはできず。羽生氏が表彰台を確定させた状態で、パトリック・チャン、村上大介の登場を待ちます。

この日はちゃんと衣装を着てきたチャンは、冒頭の4回転+3回転のトゥループを美しく決めると、大きなトリプルアクセル、流れるようなステップ、加点の取れる後半の連続ジャンプ、SPとは打って変わったまったく淀みない演技。「もう少し時間がかかるかな」と思っていた前言も、「1日で世界王者が帰ってきた」ということで撤回せざるを得ません。

↓やっとここがカナダなんだと気づいた、大量カナダ国旗!

そう言えば、ここはカナダだったな!

この盛り上がりならドーンと優勝するしかない!

王者の帰還を景気よく迎えられたのは結構なことです!

「すげぇやりにくいな…」という空気の中で登場した最終演技者・村上大介。この日はテレ朝の中継でも、たびたび「村上大介はYOSHIKIの曲で踊ります」という告知がされていました。ある意味で和。ある意味でJAPAN。SAYURI、SEIMEI、そしてYOSHIKI。和のコラボレーションにTSUTAYAあたりからも期待が高まります。

冒頭の4回転サルコウ、さらに4回転サルコウからのコンビネーションはYOSHIKIもニッコリの出来栄え。YOSHIKIのピアノに乗せたスピン、YOSHIKIのピアノで踏み切るトリプルアクセル、YOSHIKIイーグル、フライングYOSHIKIスピン、トリプルYOSHIKI、トリプルYOSHIKI、トリプルYOSHIKIからの3連続ジャンプは最初のYOSHIKIに「!」がつきますが演技に乱れはありません。すべてのYOSHIKIをクリーンに決めて、あとは滑り切るのみ。

まるでYOSHIKIが天を仰ぐようなYOSHIKIシークエンス、そしてYOSHIKIグラフィックシークエンスは、「あぁ、ココにToshIの歌声が乗っていたら面白かったのに」と歯噛みするような素晴らしさ。何故ToshIがいないのか。ボーカル入りでもOKのはずなのにToshIがいないことだけが、本当に残念です。それでもDAISUKEは最後まで情熱的に滑り切り、ToshIの不在をもカバー。滑り終えたときには激情が涙となってあふれ、NOBUNARIまでもらい涙したほど。僕にはハッキリとToshIとYOSHIKIが見えました。ホーム・オブ・ハート。温かい心が…。

↓得点は知らんが、心の優勝はキミだ!DAISUKEおめでとう!

これいっそ上半身裸とかで滑ったほうがYOSHIKIっぽくないかな!

え?寒い?

それは知らん!ガマンしろ!

↓グレイシー・ゴールドちゃんもツイッターで大興奮!


カチンジャッジ1:「3」
カチンジャッジ2:「3」
カチンジャッジ3:「3」
カチンジャッジ4:「3」
カチンジャッジ5:「3」
カチンジャッジ6:「3」
カチンジャッジ7:「3」
カチンジャッジ8:「3」
カチンジャッジ9:「3」

即座の反応、女子アカウント、相互フォロー関係、絵文字!

カチン加点しかできないツイートです!

●●!(※不適切な怨念のため伏せ字にさせていただきました)

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日本勢は男女で3人が表彰台乗りということで、結果としても素晴らしいものになったカナダ大会。最後はカチンとくる場面もありましたが、それもまたいいスパイスとなりました。世界王者の復帰、進化するSEIMEI、そしてYOSHIKI。今後につながる実り多い大会になったのではないでしょうか。きっとYOSHIKIも大満足ですよ。

↓カチンとくるアカウントが珍しくイイ写真を投稿していたので、最後はその写真でシメです!

この構図で自分が中央に立って、両サイドにゴールド姉妹を置いたりするなよ!

FUMOFUMOがドラムセット投げつけるかもしれんからな!

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ああと、次回はジャンプ時に手をクロスさせる「X」の振り付けをお忘れなく!

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