金・金・金!「金以外殺す」の目で吉田沙保里さんが見守る中、日本女子レスリング3連続大逆転サヨナラ金メダルの巻。|ブログインデックス

これが戦闘相撲民族日本の女子たち!

アテネ五輪で採用されて以来、12年。五輪での女子レスリングの歴史も少しずつ積み重なってきました。しかし、時間を経ても変わらない日本女子の圧倒的な強さ。19日に行なわれた3階級では、日本の登坂絵莉、伊調馨、土性沙羅が金メダルを獲得。伊調さんはアテネから4連覇となり、あのカレリンでさえ達成できなかった偉業を、吉田沙保里さんに先んじて成し遂げました。

「相撲のチカラだな…」

柔道が世界に拡大する中でもいまだにそのチカラを有し、レスリングでも男女を通じて活躍がつづく。特に女子レスリングが圧倒的な強さを誇る背景には、やはり相撲の存在を感じずにはいられない。日本の女子が強いパターンでは、「世界では女子がスポーツに打ち込めない国がたくさんある」「練習したくても環境がない」などの事情が多分にあるものですが、僕は思うのです、レスリングに関しては相撲であろうと。

神話の時代から我々の身体に流れる相撲の血脈。組み技格闘家の遺伝子。しかし、女子には大相撲という舞台が与えられていない。世が世なら大横綱であったかもしれない傑物が、行き場を失っていた。そこに現れたレスリングという異国の格闘技。「相撲っぽいね…」「土俵っぽいね…」「勝てそう」という気付き。偶然ではなく、日本の女子は勝つべくして勝っている。これは僕が今作った作り話ですが、当たらずとも遠からずだろうと思うのです。

まず48キロ級の登坂絵莉。世界選手権を3連覇し、金メダル最有力候補として乗り込んだ五輪。吉田沙保里さんと常に同じ写真におさまっているという仲の良さもあって、レスリングの実力、カワイイという評判は高まる一方。個人的にも今大会の推しメンのひとりでした。登坂さんは2回戦を6-0と完勝すると、準々決勝11-2、準決勝も怒涛の攻めで8-3の逆転勝利。初の五輪で早くも銀以上を確定させます。

↓会場では吉田沙保里さんも一門の若手の様子を見守る!金を獲らずに帰れば、何をされるかわからない!


めっちゃ怖い目で睨みつけてるwwwwww

こんなん警備兵が先に一発撃ってから尋問するキャラやんけ!

※なお、警備兵が先に発砲した場合、弾丸をかわしてからの高速タックルで警備兵は死ぬ。

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迎えた決勝、対戦相手はアゼルバイジャンのスタドニク。前回ロンドンでは日本の小原日登美さんに敗れ、2015年の世界選手権では残り10秒から日本の登坂絵莉に逆転負けを喫してきた「世界第2位」の選手。スタドニクは強かった。タックルから場外に押し出され先行を許すと、ポイントを奪い返すことができず、日本の登坂さんもギリギリまで追い込まれた。

しかし、吉田沙保里さんの門下で鍛え上げられた日本の選手には、1秒で相手を殺すチカラがあった。世界選手権につづく、残り13秒からの逆転タックル。技のポイントが認められ、同時に時計が試合終了を指す。そのまま動けないスタドニクと、雄々しく立ち上がる登坂絵莉。「金メダル以外は沙保里さんに見せられない」という重圧をチカラに変え、日本女子まずは1冠!

↓登坂ちゃんが吠えた!選手村から無事に帰国するための「最低でも金」!


1秒あれば相手を殺せる!

それが吉田門下!


↓監督:「おめでとう!さぁ俺の股間に後頭部を押しつけろ!」


日の丸と坊主頭の美しいコラボ!

金メダルよりも一足先に感触を確かめた金の玉!

↓よーし登坂ちゃん、まずは日本女子1冠!

これで吉田さんもニッコリ笑顔だな!

無事に日本に帰れるぞ!

予定通りの結果で、予定通りの勢いをつけた日本。つづく58キロ級には五輪4連覇を狙う伊調馨が登場。初戦を11-0のテクニカルフォール勝ち、準々決勝を3-1、準決勝も相手を完全にコントロールしての10-0テクニカルフォール勝ち。安定した戦いで決勝に駒を進めますが、決勝は苦しい戦いに。相手に2点を先行され、試合時間は残り10数秒。まさか伊調が負けるのか。相手は何度も伊調の髷に手をかけているのに、何故反則にもならないのだ。あわや黒星、あわや土という緊迫が日本に走ります。

しかし、世界の伊調は大横綱だった。得意の形に持ち込むべく、自ら危ういタックルを仕掛け、あえて相手の反撃を引き出すと、それを守って逆転につなげるという後の先の横綱相撲。ただ戦っていれば相手も守り一辺倒になるところを、あえて攻めさせて突破口を開くというディフェンスの達人なればこその逆転の発想。残り数秒で、こらえる相手の手が伊調さんの足から外れると、バックにまわって逆転のタイムアップ!

↓苦しい戦いを乗り越え、足掛け12年で五輪4連覇!レスリング界初、女子選手初の大偉業!


「最後はお母さんが助けてくれた」という勝者の言葉!

世界はそれを聞き「伊調ひとりでもアホみたいに強いのに、お母さんも助けてるの!?」と絶句!


↓ひと足お先に4連覇達成!史上初の5連覇へリーチ!

「私の指はあと6本あります」という力強いポーズ!

カール・ルイス、マイケル・フェルプス、アル・オーター、カオリ・イチョウ!

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そして69キロ級には土性沙羅が登場。世界選手権での金がない、日本勢・吉田門下生としては実績の乏しい選手。しかし、土性には番付を駆け上がる勢いがあった。上背はないものの、そのぶん多くの肉を搭載した身体は、同じ階級同士とは思えない分厚さ。腕、肩、胴体、腰、太もも、足とあらゆるパーツが相手の2倍ほどの重量感がある。

↓「部屋にこないか」という誘い文句が、完全に相撲の話に聞こえる重量感!


「監督!勝ったら私を肩車してください!」
「吉田さんにはやってたじゃないですか!」
「一番高いところから世界を見下ろしたいです!」


↓相撲部屋の親方みたいなのが、日本女子の躍動を見守る!


完全に相撲じゃないかwwww

やっぱコレ相撲やったんやwwww

その圧力を活かし、土性は初戦を押し相撲からの寄り切りで完勝すると、寄り切り、寄り切り、すくい投げで白星街道。全勝優勝をかけた決勝戦に臨みます。決勝戦、攻め手を欠いた土性はアクティビティタイムをとられ、2点の先行を許します。ただ、ここまでの2戦で「最後の1秒で逆転できる」という流れができていた。一本背負いから相手の懐に体当たりを仕掛け、最後は相手もろともマットに落ちる寄り倒し。得点2-2で並び、2点技を決めた土性が逆転!そのままタイムアップを迎え、日本3階級で大逆転の金メダル達成です!

↓何だこの大喜利のお題みたいな喜びの画像は!「わーい、ちゃんこの時間だぁ!」の動きじゃねぇか!


土性…どしょう…どひょう…土俵…!

全勝優勝、全会一致で大関昇進です!

↓監督:「おめでとう!さぁ俺の股間に後頭部を押しつけろ!」


「監督、私、上がいいです」
「積極的なんです」
「私が上じゃダメなんですか!?」


↓金を獲らないと(選手村から無事に日本に)帰れない!強い想いで金メダル仲間に加わった!重量級初の金!

全然関係ないんですけど、誰かに似てるなーと思ってたんですが、元ロッテの里崎でした!

下剋上達成おめでとう!

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これで女子6階級のうち3階級を制覇。こうなると「年6場所完全優勝」という欲が出てきます。今日の3階級に比べると、明日の3階級は苦戦が予想されますが、「私にもできそう」「私も同じ稽古をしている」「残り10秒でも逆転できる」というムードは広がっているはず。もしそれができたなら、上位進出が確定しているバドミントン女子シングルス・ダブルス、うっかりがあり得る男子レスリング・女子テコンドーなどと合わせて、1964年東京大会の金16個が視界に入ってきます。

細く狭い可能性ではあるものの、やってみないとわからない。2020年東京五輪の目標に設定したばかりの「金16個超え」、まだ諦める段階ではない。そのためには相撲国家のお家芸・レスリングでのさらなる奮闘は不可欠です。体操ゆかでのまさかの取りこぼし、バドミントン男子での挑戦前のドロップのぶんまで、取り返していってほしいもの。文字通りの「大金星」狙っていきましょう!

「負けて帰るとどっちみち吉田さんに殺される」という背水の陣をしけ!

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