週刊少年マガジンの「吉田沙保里物語」が連載作品以上に完璧な少年マンガだったので、週刊少年ヨシダでもイケると思う件。|ブログインデックス

週刊少年吉田沙保里、イケると思います!

いよいよリオ五輪まで1週間あまり。世間でも本格的に五輪ムードが始まりました。僕もリオ五輪期間中に風邪などひかないように、事前に1回風邪を引いておくという万全の態勢。「焼き芋を食べたあとでオナラが出ないように、食べる前にオナラをしておく」くらいの完璧な下準備で大会を迎えることとなりました。

コンビニにはリオ五輪関連の特集を組んだ雑誌が多数並び、リオ関連エロ、リオ関連裏話、リオ関連ウソなどさまざまな記事が展開されています。とりわけ目を引いたのは、『TVブロス』誌のリオ五輪特集に載っていたフモフモの駄文…ではなく、週刊少年マガジンの特別読み切り「吉田沙保里物語」。マガジンが大好きな「●●物語」のリオ版です。

マガジンという男むさい雑誌の中にあっても異彩を放つオスっぽさ。改めて吉田沙保里という人物を漫画として表現されると、「漫画みたいだな」という浮世離れした感じがこみあげてきます。ていうか、漫画以上に漫画。内容的にまったく誇張していない、単なる事実の羅列なのに、ほかの連載作品の設定を軽々と飛び越えていきます。

少年漫画の主人公というのは、いくつかの基本的な特徴を備えています。特に頻繁に見られるのが「血脈」「異常な努力」「勝利への渇望」。最終的に世界でイチバンになる話なので当然ですが、イチバンになるにふさわしい設定を最初から背負って出てくるのです。伝説の戦士の末裔だとか、地球の100倍の重力がある空間での特訓とか、強いヤツが出てくるとワクワクするとか。

それを吉田さんはリアルに兼ね備えている。五輪候補と言われながら予選で涙を呑んだ伝説のディフェンス職人の血を引き、3歳から自宅のレスリング道場で鍛え上げられ、ときには骨折したまま大会に出場(勝利)する。その原点にある「あの金色のメダルが欲しい」というピュアで真っ直ぐな欲望。THE主人公がそこにいる。

↓雑誌全体の煽り「戦いのバイブル!負けられない一度たりとも」が、これほどしっくりくるキャラはそうそういない!


やっぱり、サンデーよりマガジンのほうがしっくりくるな!

そして、できればチャンピオンのほうがよかった!

週刊少年マガジン2016年35号[2016年7月27日発売]【電子書籍】[ 週刊少年マガジン編集部 ]

価格:270円
(2016/7/28 10:32時点)
感想(0件)

話の筋としては「●●物語」でよくある事実の羅列です。お父さんがレスラーでした、自分も金メダルが欲しくてレスリングを始めました、父からは攻めて勝つレスリングと高速タックルを教えてもらいました、骨折しても大会に出場させられるような厳しい家庭でした、でも勝ちました、何やかんやで世界王者になりました、最近はライバルも調子に乗ってますが気合い入れてブチのめしました、いつだって「今の私」が最強です…とウィキペディアをなぞるような感じ。でも、ウィキペディアなぞってるだけなのに「どこにでもいるありふれた…」の要素が皆無という、ファンタジー漫画です。

↓死ぬと強まる念能力(※必ず相手を殺す)を発動するタイプのキャラとして描かれている感じ!


書物しか情報伝達手段がない時代なら、こういうのが「伝説」になるんでしょうな!

「ヤマタノオロチを倒した」とか「山を動かした」とか!

↓ちなみにその試合のときの吉田さんのリアルはこんな感じでした!

1点取られたあとの3分過ぎから猛然と反撃!

2本のタックルで逆転勝利!

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1本読み終わって思ったのは、このキャラはまだまだ使い倒せるなということ。ここまで仕上がったキャラにレスリングだけさせておくなんてもったいない。本体はひとつしかないのでレスリング以外に手を出すのは難しいかもしれませんが、想像力の世界なら何でもアリじゃないですか。「織田信長」とかも、武将だったり、地上を支配せんとする魔物だったり、恋愛ドラマのイケメンだったり、女体化したり、いろいろしてるじゃないですか。「吉田沙保里」にも使い倒すだけの受け口の広さがあるはず。たとえば、丸ごと吉田沙保里でもいいくらいに。

↓売れるかどうかはともかく、全部吉田さんの「週刊少年ヨシダ」はできる気がする!

<週刊少年ヨシダ 毎週金曜日発売440円>

【表紙/巻頭グラビア】
表紙を飾るのはリオ五輪での活躍が期待される吉田沙保里。「サ・オ・リ・ノ・リ・オ」と題したリオ五輪現地からの緊急グラビアも。アイスクリームを食べる吉田さんや、ビーチでトレーニングに励む吉田さん、選手村のベッドでしどけなくリラックスする吉田さんなどを激写。等身大ジャンボポスター付き。デジタルダウンロード可

【巻頭カラー 超人気連載『進撃の吉田』】

どこからともなく現れた巨人たちによって破滅へと向かう人類。三重(※サンジュウではなくミエ/三重県の意)に築かれた巨大な壁の中で、かろうじて人類は生き永らえていた。何とか巨人を殲滅せんと壁の外に出る調査兵団、そして新米隊員のヨシダ。ヨシダは得意の高速タックルで巨人たちを次々になぎ倒し、大きな戦果をあげる。しかし、人々は次第に気づいていく。「あれ?巨人よりヨシダのほうが異常じゃね?」「サイズが小さいだけでバケモノ」「ガンバレ巨人」と。ヨシダは人類の味方なのか敵なのか、謎は深まる一方のアドベンチャー巨編。

【カラー特集 最新ゲーム紹介】

今週は世界で大人気の新作アプリ「ヨシダGO」を総力特集。位置情報をもとに、世界各地に出現するモンスターを捕まえるゲームだ。プレーヤーはスマホを片手に街を散策し、画面にモンスターが現れたらバトル開始。最新のAR技術で街中に登場したモンスターの位置に高速タックルをぶちかませ!タックルのスピードが速くて狙いが正確なほど、モンスターをゲットしやすくなるぞ。なお、「歩きスマホ以前に街中でのタックルは危険」という世間の声があるので、プレイするときはよく周りを見てからにしよう!

【人気連載 探し物ファンタジー『ワンピース』】
「オシャレアラサーに私はなる!」。そんな大言壮語を吐いて世界へ飛び出した少女がいた。その名は吉田・沙・保里。吉田は仲間たちを集めながら伝説のお宝「ワンピース」を探す旅に出た。「どれを着ても似合いませんね…」「腕がムッキムキで袖口を通りません…」「ジーパンにソデなしの皮ジャンとか、北斗の拳の悪役みたいな服が似合うと思うんですけど…」などとお宝探しは困難の連続。はたして吉田に似合うかわいいワンピースは本当にあるのか、ないのか。連載開始から20年を経てもなお、お宝は見つかっていない。

【人気連載 格闘ロマン巨編『吉田沙保里』】
地上最強の称号を持つ若きグラップラー・吉田沙保里が、伝説的な強者たちとの戦いの中で己を高め、さらに強くなっていく。中国の武闘家、特殊部隊所属の軍人、凶悪な死刑囚など「ギリいるかな」レベルの戦いを突破した主人公は、「氷漬けのまま生きていた原始人との戦い」「クローン技術で復活した宮本武蔵との戦い」など夢物語のゾーンに突入。リオ五輪後に始まる新章では「吉田、クマ、トラ、オオカミ、タカ、サメなどの細胞から合成された完全生命体」を相手にオリジナルヨシダが奮闘する。

【人気連載 謎解きサスペンスもの『名探偵ヨシダ』】
謎の組織のクスリによって身体が小さくなってしまった天才探偵・吉田沙保里。しかし、カラダは小さくても戦闘能力はそんなに変わらなかった。行く先々で遭遇する難事件を、ヨシダは得意のタックルで解決していく。とりあえずその場にいる全員をタックルでなぎ倒し、必ず自白を取り付ける捜査手法には、警察も一目置くほど。カラダは子ども、中身は阿修羅、名探偵ヨシダ!

【アニメ化記念 復活連載『美少女戦士セーラーヨシダ』】
この広い宇宙、星のひとつひとつに平和を守る愛の戦士がいた…。月を守護する美少女戦士セーラーヨシダを中心に、ヨシダマーキュリー、ヨシダマーズ、ヨシダジュピター、ヨシダビーナスらが織りなす、ときにはバトルあり、ときには恋ありの乙女ロマンス。変身するときにわざわざ一回全裸になるシーンは、90年代の男子のハートをわしづかみにした。新作アニメ制作によって復活連載となった今作では、セーラーヨシダの恋にも新たな展開が?

【センターカラー ドキドキラブロマンス『ケダモノ彼女』】
小学校時代にからかっていた男子と、ひょんなことから義姉弟の関係に。同居初日から義理の弟を押し倒してしまうなど、ヨシダのケダモノ化が止まらない。クラスでも家でも一緒のふたりが間違いを起こすのはいつなのか…?命がキケンな高校生活の始まり。

【映画大ヒット感謝 青春かるたストーリー『ぶんなぐる』】
百人一首に青春のすべてを懸ける若者たちの物語。主人公・吉田は百人一首はまったく覚えていないけれど、相手が札を取ろうとする動きを見てから、相手の手の下に自分の手をねじこむことができる超スピードで次々と大会を勝ち上がっていく。たまに遅れをとっても、上から叩かれた相手の手は粉砕骨折するので、どっちみち勝つのは吉田なのだが…。

【生命の尊さを問う 医療もの『ヨシダサオリによろしく』】
若き研修医・吉田沙保里が直面する日本の医療の現実を鋭くえぐる医療ドキュメント風自己主張漫画。「医学では救えない命がこんなにもたくさんある」「たとえば高速タックルで即死したケースとか」「何故人間はこんなに壊れやすいのか」と苦悩する主人公が、ひとつでも多くの命を救うために医局や教授などへの試し打ちを繰り返しながら、じょじょに「即死しない程度のタックル」を身につけていく。

【長期連載 ハードボイルドアクション『ヨシダ13』】
国家間の衝突から、紛争・テロリズム、マフィア、自然災害まであらゆるものと戦い、仕事を達成する超一流の殺し屋「ヨシダ13」の活躍を描くハードボイルド活劇。ヨシダに依頼がくる⇒依頼人と会う⇒合間に娼夫を抱く⇒ターゲットを高速タックルで殺す⇒依頼人を高速タックルで殺す、と話の展開はワンパターンながら、謎深いヨシダの人物像も相まって、読者のハートを離さない。

【無敵の長期連載『こちら愛知県大府市至学館大学レスリング部』】

多芸多趣味なレスリング部の番人・サオさんが、時事ネタなどを軽妙に採り上げるエッセイ漫画。大体のパターンで、サオさんが町をしっちゃかめっちゃかに破壊して終わる。ときにはホロリと泣かせる人情話もあるが、それも基本的には町をしっちゃかめっちゃかにして終わる。

【巻末プレゼントコーナー】

●『目を覚ませ』(Well stone bros.feat.吉田沙保里)1000名様
●『明日へのタックル!』(吉田沙保里/集英社)100名様
●『迷わない力 霊長類最強女子の考え方』(吉田沙保里/プレジデント社)100名様
●『強く、潔く。 夢を実現するために私が続けていること』(吉田沙保里/カドカワ)100名様

うむ、いける。主人公のキャラがハッキリしているので、どういう企画にもはめられる感じがします。バトル系でどれだけインフレしても問題がない最強ぶりと、恋愛系でヤキモキするくらいじれったい感じなど長期連載の素養もバッチリ。何ならゾンビと戦ったりするのもいいですね。素手でゾンビを撲殺する展開も、できるんだろうなって納得感がありますからね。ぜひ小学舘あたりで、起死回生の一発として企画していただきたいものですね。

週刊少年マガジン2016年35号[2016年7月27日発売]【電子書籍】[ 週刊少年マガジン編集部 ]

価格:270円
(2016/7/28 10:32時点)
感想(0件)

講談社はオリジナルストーリーで続きを描くといいと思います!

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