浅田真央復帰即優勝!その影でひっそり大躍進のフリー1位となった本郷理華さんと合わせ日本勢大活躍の中国杯の巻。|ブログインデックス

超々スゴイ夫人!

1年間休んだ初戦でいきなり表彰台の頂点に立つ。まぁそれぐらいのチカラはあるだろうと思いつつも、「さすが」と唸らざるを得ない。浅田真央さん、GPシリーズ中国杯優勝。決して満足の行く演技ではない…というか、どっちかと言うとボロッボロくらいにミスも出た試合でしたが、地力の部分で三度世界王者になった選手はやはり違いました。まずは復帰初戦の優勝、おめでとうございます。

滑り終えた瞬間、少し表情が曇るかな?と思って見ていました。転倒もあり、抜けて1回転・2回転になるジャンプもあり、細かいところでの回転不足なども本人的には感じているでしょう。決して満足いく演技ではなかったはず。「アチャー」という気持ちが表に出ても不思議はありません。

しかし、滑り終えた真央さんは笑顔だった。少しはにかむような、バツの悪そうなものではありましたが、確かに笑顔だった。パーフェクトを追い求めれば、できたことよりミスしたことが気になるもの。それはもちろん悪い姿勢ではないのですが、ミスを気にしてばかりじゃ息苦しい。特にフィギュアなんてのは、氷の上で跳んでコケるかどうかという、永遠の緊張感がつきまとう種目。

せっかくの復帰なら、もっと違う形で試合と向き合ってほしい。ミスを見つめるのではなく、よかったところを噛み締めて、お客さんとそれを分かち合うような。この日はミスもあったけれど、何よりも素晴らしいトリプルアクセルがあった。ショートプログラムではもうひとつ評価につながらなかったトリプルアクセルが、大きく、高く、美しく決まった。浅田真央だけの世界が、リンクに戻ってきた。どこでコケること以上に、彼女しか生み出せない瞬間が「戻ってきた」。

「戻ってきた」という喜びが、ミスしたという痛みを上回って笑顔となる。

この先、また五輪を目指すということであれば、勝ち負けを意識しないわけにはいきません。ただ、その勝ち負けすら飲み込んで、滑ること、跳ぶことを楽しんでほしい。勝ち負けで汲々とするなら、ハーフハーフの1年の甲斐もないというもの。最高の浅田真央は、泣いて終わったりしない。世界の誰よりもスケートを楽しんでほしい。その一歩目が順調に踏み出せたのかなと感じる、いい大会だったと思います。

ということで、浅田真央復活優勝祝賀祭の模様について、7日のテレ朝中継による「フィギュアスケートGPシリーズ 中国杯女子フリー」からチェックしていきましょう。

◆表情と3Aで魅せる真央、動きで魅せる理華、日本勢大活躍の中国杯!

後半グループの6分間練習。紫のヒラヒラした衣装の蝶がいました。蝶々夫人という演目だけに、蝶。芸者、現地妻、シングルマザー、そして想い叶わず最後は自害するという愛に翻弄された蝶々夫人の生き様も、25歳の真央さんなら堂々と演じられる。その姿にはドキッとするような色気すら漂っています。プレイボーイがお姉さん経由でグラビアを申し込んでくるくらいの大人びた雰囲気が。

後半グループはまさに愛の競演といった様相。1番手で登場したロシアのラジオノワは映画「タイタニック」のテーマに乗せての演技。わずかなアンダーローテーションの指摘はあるものの、全体としては悪くない演技。転倒したルッツも採点ではしっかりとまわり切った上での転倒と認定され、大きな痛手には及びませんでした。身長が伸びる時期はいろいろと難しい面もあるのでしょう。昨年の快進撃に比べると苦労の色がうかがえます。しかし、その苦労の先から本当の芸術性が始まります。真央さんのように、乗り越えていってほしいもの。

つづいて登場は地元中国のジジュン・リ。地元の歓声を浴びての演技でしたが、演技後半のコンビネーションで演技中3度目となる2回転トゥループを跳んでしまう痛恨のミス。同じジャンプ3回目ということで、このコンボごとノーカウントとなってしまいます。本人もそれを悟っていたか、演技終了時にはかなり落胆したところも見せていましたが…

↓地元の熱狂的ファンが巨大なぬいぐるみを投げ捨てて励ます!(4分30秒から)

熱狂的ファン、巨大ぬいぐるみを投げ捨てる

リンクに届かず!!

誰かがリンクに再投入

むむ、想いは届くか!?

フラワーガールがぬいぐるみを回収

このまま想いは届くか!?

キス&クライで李の手元にあるのは普通サイズのぬいぐるみ

想い届かず!!

中国の客の投げるものはデカイんだよwww

一回投げる練習してからきなさいwww

↓3番手のロシアのポゴリラヤはシェヘラザードで愛の競演に参戦!


よし、あとでミキの衣装を貸してあげよう!

クレオパトラっぽいヤツが何着もあるから、好きなのを持っていきなさい!

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ショートでは好発進だったアメリカのヒックスは映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」でのフリーということで、こちらも女王様の演目。しかし、いい順位での演技が動きを固くさせたか、序盤のジャンプ2本はいずれもミス。後半には抜けて1回転となるジャンプもあり、乗り切れません。愛の競演、ここまでは誰も完璧に行かない波乱に満ちた展開に。

さぁ、この波乱をチャンスと変えられるか、日本の本郷理華さんが登場。面白い振り付け、スケーターというよりも女性としての部分があふれてくる人間味、ビュンビュンブンブンする動き…僕の中で「ひょっとして彼女がミキの後継者なのではないか?」という期待感も高まってきた本郷さん。フリーは「リバーダンス」での演技です。タップダンスみたいなチャカチャカする足の動き、アレをどのようにフィギュアに取り入れるのか、これは楽しみです。

そして始まった演技。静かな滑り出しから、まずは冒頭の3回転+3回転を加点がもらえる質で決めると、つづくトリプルサルコウでは手を上げるタノジャンプで大きく加点を得ます。トリプルルッツからのコンビネーションもしっかり決めて、序盤の連続ジャンプを乗り切ります。

曲調が変わってステップシークエンスに入ると、リバーダンスらしい動きも組み込み、会場からは拍手が起きます。演技後半の連続ジャンプでは、バランスを崩す場面もありますが、踏みとどまってお手つきにはしません。

そして何と言っても最後のコレオシークエンス。ここがリバーダンスかと誰もが納得する、リバーダンスとしか言いようがない動きは、斬新かつ魅力的。そのチャカチャカする部分だけをずっと見ていたくなるような素晴らしい発明でした。振り付けの宮本氏含めて、これは大変イイ仕事。このプログラムは、本郷さんを平昌に連れていく大きな一歩になるかもしれない。それくらい期待の高まる演目でした。ブラボー!

↓何回でも見たくなる演目!得点も自己ベストを更新する129.97点!

エッジの不安定なルッツを上手く整えられれば、トップを目指せる!

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本郷さんがこの時点で1位となったことで、日本勢の優勝は確定しました。残すは最終演技者、浅田真央さんのみ。スッキリ勝って、自分で復帰に花を添えたいところ。まず冒頭のトリプルアクセル、大きく高く余裕ある跳躍で完璧な実施。大きな加点ももらい、浅田真央復帰を強く印象づけます。

しかし、そこから蝶はやや失速。3回転+3回転のセカンドループでは転倒し、トリプルルッツは2回転に。ルッツに引きずられたわけではないでしょうが、フリップも抜けて1回転になるなど、ジャンプは全体的にもうひとつ。それでもスピンやステップではしっかりとレベル4をとり、滑らかで優美な動きで十分な見せ場を作ります。優美過ぎてコールされてからノンビリしすぎという「レイトスタート」の減点を取られたのは、ルール把握の面も含めてご愛嬌です。15歳の天才ジャンプ少女ではない、25歳の浅田真央らしい総合力。「今が一番素晴らしい」ということを、しっかりと示す演技だったのではないでしょうか。

↓最後の蝶々ポーズ、これは一部解説者の間で流行る予感!

表情が魅せるね!

このまま資生堂のCMとかに出てきそうな日本美人!

放送中ずっとダンマリだった男子解説者にも、急ぎこのポーズと顔を練習してもらいたい!

たぶん鈴木明子さんと同じ感じでイケる!

フリーでは3位、得点も僅差ということではありますが復帰初戦を優勝で飾った真央さん。GPファイナルへの視界もグッと開けてきました。本当におめでとうございます。ただ、またこう書くとツッコミがきそうですが、心の優勝は本郷さんに贈りたい。現行の採点基準にケチつけるとか優劣を論じるという意味ではなく、僕ひとりで選ぶこの日のMVPはやはり本郷さんだなと。新聞もニュースも当然「真央復帰優勝」で埋められるとは思いますが、やがて自分がそうした注目を集める存在になれるよう、このまま頑張っていってもらいたいもの。個人的にも収穫の多い大会となり、大満足です。

↓ちなみに、真夜中においやられた男子のほうではハビエル・アンドウ・フェルナンデスさんが優勝!


<7日のTBS「新情報7days」に生出演したご家族のコメント>
安住アナ:「安藤さんは、フェルナンデスさんの活躍も明日ありますしね」
ミキ:「もう終わりました……(笑)」
ミキ:「ハイ、まぁ、ハイ」
安住アナ:「ごめんなさい…中途半端な情報を」
ミキ:「ハイ(笑)」

ほら、真夜中にやるからこんな誤解を生む!

ご家族の方、本当に失礼しました!

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感想(17件)

去年の記憶を上書きして、笑顔で中国杯を終えられてよかったです!

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